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何日経っただろうか、私はずっと布団に寝込んでいる。
手も足も砂で消されてゆく私は、何も出来ない無能だ。どうせみんないつか、私の事を見捨てるでしょう。
でも、みんな見舞いに来て、果物も花もくれた
今日はフラン、昨日はさとりとこいしが来た。それ以上前は覚えていない、
フランは濃い紅色の林檎を、さとりとこいしは小さな花束をくれた。
どうやら林檎はフランが苦労しつつも人里に行き、買った代物らしい。
花束は、地底の花じゃ危ないので、地上に行ってまでも花を摘み、幽香に花束にしてもらったらしい。
幽香にやって貰ったのはすぐわかった。おまけになのか、花束の中に1本、綺麗で小さな向日葵が混じっているからだ。
その後は魔理沙が来て、私の事を看病してくれた。
みんな私の為に苦労してる。
でも、私は寝込んでいるだけだ。
深夜12時、私は布団から出て、僅かに残っている足を靴に運んだ。
そのまま私は飛んだ。何故か飛べるのだ
まぁ、まだ足が僅かに残っている影響なのだろうか?
私が何をしているのか、人里のパトロールだ。
人里へ行く道中に謎の妖怪に囲まれた。誰?そう聞くが、何も反応がない。すると謎の妖怪は攻撃を仕掛けてきた。手が砂になってしまった私は、弾幕を出せなかった。
その弾幕は強烈で、当たってしまった私は、意識を失った。
そのまま地面に落ち、気絶した。
気絶する1秒前程だろうか。誰かに腹を踏まれた気がする、見た目はあの妖怪なのだろうか。
そのまま私の意識は無くなった。