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私は絵のヌードモデルをやっているの。仕事を終えて、服を着ようと着替え室になっている倉庫に入ったら、子どもたちが入ってきちゃった!
とっさに紙がいっぱい入った水槽の中に隠れたけど、これ、町内会のお祭りで使ったくじ引きだったみたい。子どもたちは私が隠れていることに気づかず、くじ引きを始めたけど、見つからないかなぁ。
「よし、次はこれだ!」
「えっと、これは……、うわっ、これもはずれ。こうなったら、当たるまで引いていく?」
「もちろん!」
二人がはしゃいでいるのが分かる。さっきよりも興奮しているみたいだ。
「じゃあ、まずはこっちからね」
「おう」
二人はまた別の紙に触れた。
「え?」
「どうしたの?」
「なんか手に当たったんだけど……」
「え? どれ?」
「ほら、これ」
「あ、ほんとだ。なんだろう?」
「なんか紙とは違うような?」
やばい、二人が触ったのは、私の……下の毛だ。
「うーん、とりだせないね」
「だな。なにかでくっついてるのか?」
「じゃあ、もっと引っぱってみようか?」
そういうと二人は、私の毛をひっぱりはじめた。(ちょっと、引っ張らないでよ! 抜けちゃうよ!)私は必死になって叫びそうになった。でも、水槽の中にいるのがばれるわけにはいかないから、がまんした。
「だめだ。びくともしない」
「だねぇ。仕方ないから、もう一枚引く?」
「そうだな」
そういってがさごそと紙の中をかきまわしはじめた。私はどきどきしながら待っていた。早く終わってほしい。でも、なかなか終わらなくて、すごく長く感じられた。
あっ、今度は、子どもの指が、私の乳首にかすった。ビクッ! 私は思わず体を震わせた。やめてよ~! そんなところを触られると、気持ちよくなってきちゃうからぁ……。そのあとも、何度も手が私の体をかすめていった。
子どもたちがようやく私の体から離れた時には、息も絶え絶えになっていた。やっと終わった……。私がほっとしていると、女の子が言った。
「ねぇ、水槽の下に何かあるよ」
え? うそ……。もう勘弁してよ……。これ以上何かされたら、私……。(続く)