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「お前も分かっていると思うが、俺のレッスン料はワンレッスン三万だ。月謝じゃない。ワンレッスンだ」
「はぁ……」
侑の表情が、ジワジワと皮肉めいた笑みを滲ませ、更に瑠衣を抱き寄せると、耳元で囁いた。
「…………お前のレッスン料は…………この身体だ」
侑が瑠衣の首筋に舌を這わせながら、腰と背中を妖しく撫で回す。
「んんっ…………っ」
「…………さて、今日のレッスン料はどうしようか。九條瑠衣として抱こうか……それとも、久々に『娼婦だった愛音』として抱こうか……」
背中を撫で付けていた節くれだった手が脇腹、胸へと伝い、柔らかな膨らみを揉み上げる。
ノーブラの瑠衣の小さな果実は既に硬くなり、パジャマの上からでも尖端がツンと勃ち上がっているのがわかる。
侑は指先で摘み、捏ね始めると、瑠衣の身体が大きく震えた。
「ひゃぁっ……んんっ…………あんっ」
「…………フッ……はしたない女」
彼女の括れた腰を抱き寄せながら、射抜いている侑の瞳は色に染まり、獲物を手にした鷹のようだ。
侑は立ち上がり、瑠衣の膝下から腕を掬い上げると、抱きかかえて寝室へ向かった。
「ああぁぁっ……せんっせ…………気持ち……いっ……」
ベッドの上で横向きにさせられ、侑が片脚を上げて抱え込みながら、腰をグラインドさせて瑠衣の中を掻き回している。
侑が装着している避妊具が瑠衣の愛液と腰の動きで白濁し、グチュグチュと音を響かせる。
「…………おい。もっと声を出せ」
「んああぁっ…………あうっ……感じちゃうぅっ」
下腹部の甘い痺れと強烈な律動に、堪らず瑠衣は腕を伸ばしてシーツをギュッと掴む。
粘り気のある水音と瑠衣の嬌声、侑の弾んだ息遣いだけが寝室に漂い、膨張し続ける彼の肉杭。
身体を繋げたまま、侑は瑠衣の脚を下ろして四つん這いにさせると、そのまま激しく腰を貫いた。
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