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空気が澄んでいる気がした。
薄暗く濁った学校という監獄が、
貴方のおかげで明るく彩られてたのに、
貴方が居ないんじゃ意味がない。
桃色が降り注ぐ季節。
親友の前で泣いてしまう。
「大 丈 夫 だ よ 、」
1週間に1度会えたって、
会える時間が決まってたって、
そんなんじゃ足りない。
貴方の弟に、
嫌われてるよ、って、
そんな事を言われても、
好きなの。
プレーする姿も、
負けて悔しがる姿も、
水を飲む姿も、
兄弟に悪ノリする姿も、
好きなんだよ。
大好きなの。
ウザいって思われたって、
距離を置かれたって、
諦められないの。
片想いという罪を犯し続ける。
貴方が帰ってたその帰り道を見て、
涙が滲む。
会えない日が続くと、
写真を見て耐え忍ぶ、
冬は恋が叶いやすいって、
そんな事をどこかで聞いた気がするけど、
この恋愛という罪が、戦争が、
そんな甘い訳ないじゃん。
ラケットを握る手を見て、
今までの努力が見えた気がして、
想いが深まる。
近くに寄って嫌な顔をされても、
大好きだよ。
いつも周りに人がいて、
周りの人を笑顔に出来る貴方の近くはやけに、