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「ところで不安だから聞くけれどさ、透里。岩というか、磯の全面死の海とか、そんな事はしていないよな」
文明先輩が、透里先輩に食事をしながら尋ねる。
「一応、岩そのものからは離して電撃かけたから、貝とかイソギンチャクとかの付着物は大丈夫。確認もしたし」
なにやら物騒な感じだ。
「あの、念の為聞くのですが、先輩方はどんな漁をしたのですか」
今一つ状況がわからない深草一同を代表して、未亜さんが尋ねる。
「多分、
① 美菜実先輩のレーダー系能力で魚の居場所を探して、
② 透里の電撃魔法で魚を感電させて、
③ 浮いてきたりした魚を
網か何かでかき集めたんだろ。違うかな」
直ぐには応えない女性陣の代わりに、文明先輩が予測を説明。
そして佳奈美先輩が代表して答えた。
「ほぼ正解なのです。実際には他にも
① 5分くらいは無呼吸で動ける理奈に潜って貰ったり、
② 朋美のサイキックで遠くに流れそうな魚をかき集めたり、
を併用しながら、主に雅が網ですくいまくったのですよ」
何だその、とんでもない荒技の数々は。
そう思ったところで。
「律化先輩の魔法を使わないで済んだのは幸いだったかな」
今度は朗人先輩だ。
「気を抜くと、海であろうと焼け野原になりそうだから」
「岩場が熱で崩壊したり、爆散したりしそうですね」
小暮先生まで。
何だそれは。
「今回はこの家の維持その他で魔法を使っているからな。遊び方面は極力、魔法を使わないようにしている」
律化先輩、威力の方は否定しないと。
僕は、秋津の男子先輩2人の強さを心から実感した。
こんなとんでもない相手と、特殊能力なしで普段やりあっている訳だ。
さぞかし鍛えられることだろう。
銛で魚を突くの位、簡単になる訳だ。
納得。