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リクエストいただいたのでゆり組・めめこじ短編書かせていただきます!
・登場CP
メインにだてなべ ❤️💙
サブにめめこじ 🖤🧡
・ご本人とは一切の関係がございません
⚠️地雷の方、苦手な方はブラウザバックをお願いします。
· · ───── ·✧· ───── · ·
【貴方専用のラブポーション】
ある日の仕事前の楽屋でのできごと。
今日は向井と2人でバラエティ撮影したあと、SnowManとしての撮影がある。
が、向井は楽屋の机に突っ伏し項垂れていた。
💙「なんかあったのか康二」
渡辺は着ていた上着を脱いでハンガーにかけながら話しかけた。
向井が顔を上げたかと思えば、どこか悲しそうな顔だった。
🧡「めめが…足りん」
💙「は?」
向井と目黒は1年前くらいから恋仲になった。
それからすぐに目黒がカナダへ飛び、半年以上の遠距離恋愛。
が、その撮影がようやくクランクアップ。目黒も無事帰国した。向井も「久しぶりに会える」と胸を弾ませていたはずだ。
💙「帰ってきてんじゃん」
🧡「そうやけども!!」
🧡「…それが…全然あわへんねん…」
💙「それはスケジュールがってこと?」
🧡「そう。すれ違いばっかで話せてもない」
💙「なんかめめが帰ってきたら同棲するって話は?」
🧡「それも全然進んでない…!!」
💙「まじか。まぁ忙しいもんなアイツ。今日もめめ来れないんじゃなかった?」
🧡「せやねん…」
目黒は帰国後も仕事が詰まりに詰まっている。
グループとしての活動も中々スケジュールが合わずにいる。
今日の撮影も時間が合わずに8人での撮影となっている。
🧡「どうしよしょっぴー。めめが…カナダで他のボインな美女と運命的な出会いとかしとったら…」
🧡「俺捨てられる!!!」
💙「ボインな美女て」
🧡「浮気しとったらとか考えてまう…」
💙「アイツに限ってそれはねぇだろ」
🧡「それくらい不安って事やん分かってやぁ…」
『不安』
そのワードは渡辺にも刺さる。
渡辺も最近、宮舘と恋仲になったばかりだ。
しかし、幼馴染みとしての時間が長すぎたせいか、一向に進展しないのだ。
未だに一線を引かれている感じがして踏み込めないもどかしい日々を過ごしていた。
💙「まぁ、分かんなくもねぇけどさ。ほら、行くぞ」
🧡「は〜〜〜〜い…」
引きずるように向井を連れ出しスタジオに向かった。撮影は問題なく終了。
次に控えている8人での撮影に向けてすぐにここを出なければならない。
しかしスタジオを出ようとした時、とある人物に呼び止められた。
「お二人とも、少しよろしいかしら?」
🧡「あっ、お疲れ様です」
声をかけてきたのはつい今しがた共演した最近人気沸騰中の若い占い師だった。
💙「ありがとうございました。どうしました…?」
占い師は懐から小さな小さな小瓶を取り出した。
中には透明の液体が入っているようだ。
その小瓶を渡辺と向井に差し出してきた。
「貴方達のお悩み…オーラに出てるようです。こちらをぜひ。お守りです」
🧡「お守り…?あっ、どうも…」
「それでは。失礼します」
占い師は多くは語らず微笑みその場を去っていった。2人はその場で小瓶を見つめる。
ボトルにはラベルも何も貼られていない。文字もない。これが何かも分からず占い師は行ってしまった。
#あべさく
うめぼし
4,633
めかぶぷりん
2,603
💙「これ、香水か?」
小瓶の形からして、小さな香水のようだった。
🧡「香水がお守りになるん?なんで?」
💙「わかんねぇけど…とりあえず行くぞ」
2人も次の仕事まで時間がなかった。深くは考えずに早足でスタジオを出た。
車の移動中、渡辺と向井は先程の小瓶を取り出し凝視していた。
🧡「怪しいもんちゃうやろな…?」
️💙「さぁ…?」
🧡「なぁこれ、ちょっと使ってみん? 」
💙「いや、俺はいいや」
🧡「なんやノリ悪いな!ものは試しや!」
向井が小瓶のキャップをとると吹きかけるミスト吹き出し口が出てきた。
向井は手首と首元にシュッと吹きかけた。
🧡「……どう?」
渡辺は向井に近づき匂いを嗅いでみた。
💙「…いや。なんも匂わねぇ」
🧡「ホンマや。無臭やん!」
💙「香水じゃねぇのか。インチキだったな」
🧡「な〜んや。まぁお金取られた訳ちゃうし別にええけど」
向井は明らかにガッカリしていた。しかし、捨てるのも少し申し訳ない。
結局2人でじゃんけんし、負けた渡辺が小瓶を持ち帰ることになった。
その後、目黒を除いた8人でのグループ仕事の為に全員が集合する楽屋へ移動。しかし、向井がつけた液体に対して、他のメンバーは誰も何も反応なし。
やはり、この小瓶の中身は香水に見せかけたただの水だと結論づけた。
その日の仕事終わり。向井が自宅でゴロゴロしているとインターホンがなった。
モニターを見ると…
🧡「っっ!!めめ!!」
🖤「ごめん康二。近かったから寄っちゃった」
🧡「全然ええよ!入って!」
オートロックを解錠すると目黒を迎え入れた。
久々の恋人との再開に向井の胸も踊る。
ガチャッ
🧡「めめぇ〜!!おかえりぃ〜!!」
玄関をあけ目黒を出迎えた瞬間、目黒がとてつもない勢いで向井を抱きしめる。
🧡「うぉっ!アハハハッめめぇ笑 寂しかった?」
しかし、目黒からの返事がない。
それに加え、向井を抱きしめる腕の力がいつもより強い気もする。
🧡「めめ?どしたん?疲れた?」
問いかけに一切反応がないまま、目黒がいきなり向井を抱えあげ、部屋の中にズカズカと入る。
🧡「うぇ!?なになになに!?なんか言うてや!」
向井を持ち上げたまま向かった先は寝室だった。
ベッドに向井を下ろしたかと思うとそのまま押し倒しキスをする。
🧡「んっ…めっ…!」
かぶりつくようなキスで舌まで絡められ頭はパニック状態。されるがままにキスを受け入れる。
ようやく唇が離れたと思うと再び抱きしめられる。
🖤「…康二」
🧡「な、なに?」
🖤「ヤバい…康二めちゃくちゃ甘い匂いする…」
🧡「匂い…?」
🖤「クラクラするくらい甘いんだけど」
🧡(えっ?まさか…)
向井の脳内で浮かんだのはもちろん昼間につけた占い師から貰った謎の小瓶。
しかし周りの誰からも『甘い匂いがする』だなんて言われなかった。
🧡(めめしか…感じてない?)
🖤「マジでヤバい…久々の康二が美味しそうに見えてくる」
🧡「めめ待って!俺まだシャワーも浴びて──」
🖤「待たない」
🧡「ちょっ…」
🖤「今すぐ抱きたい。ダメ?」
🧡「うぐっ…それはズルいやん…」
🧡「俺やって寂しかってんもん…」
向井の本音が零れた瞬間に唇は再び塞がれる。
2人が本能に抗えなくなる瞬間だった。
🖤「…会いたかったよ康二」
💙「………嘘だろ?」
🧡『嘘ちゃうねん!』
💙「マジ?」
🧡『マジなんよこれが!!』
渡辺は信じられなかった。
向井が電話であの香水には効果があったと言う話を聞いた。
💙「なんも匂いしなかったじゃねぇか」
🧡『そこがよお分からんのやけどな。めめには匂いがしたって言うねん』
🧡『ヤバかってん…ホンマに…あの』
🧡『夜から次の日の丸1日終わるまでベッドから出させてくれへんかったんよ…』
💙「ハァ!?」
🧡『めめが過去一すごくて…それはもう隅から隅まで…』
💙「ヤベェなそれ」
🧡『さすがに腰が砕けるかと思たもん』
十中八九、香水の効果だと思った。
そんなに凄まじい代物だなんて思いもしなかった。
向井の話を聞いた渡辺は不覚にも胸が高なったのだ。
💙(もしかしたら…俺も涼太と…)
幼馴染みの壁を、一線を越えられるかもしれない。
運のいいことに昨日ジャンケンに負けた渡辺は例の香水がカバンに入っている。
そして更に運のいいことに、今日もメンバー揃っての撮影がある。
芽生えた好奇心を見て見ぬふりはできなかった。
カバンから小瓶を取り出し、渡辺は自分の手首と首元に吹きかけた。
数時間後、渡辺はスタジオにいた。今日は雑誌の撮影。全員の写真とペアの撮影。
今日の渡辺のペアは佐久間だ。
「渡辺さんもう少し佐久間さん側に寄ってください!」
💙「は〜い」
「いいですね!じゃ撮りまーす!」
ペア撮影はなんなく終了。渡辺は楽屋に戻る際に佐久間に尋ねてみた。
💙「佐久間、俺今日なんか匂う?」
🩷「えっ?まさか翔太…風呂キャン?」
💙「ちげぇよ笑」
🩷「えー?別に。いつもの一緒の匂いだけどな」
💙「ふーん。やっぱそうだよな。俺も匂わないもん」
🩷「えっなになに!?どゆこと??」
やはり香水の匂いはしないようだ。だが向井の話が本当だとすると、宮舘は匂いを感じるはずだ。
しかし
楽屋にもどると宮舘が居ない。
🩷「あれっ涼太は?」
💚「いないんだよね。さっきまで居たのに気づいたら消えちゃって」
💛「トイレじゃない?」
楽屋入りの時も軽く挨拶しただけでほとんど話していない。リアクションを少し楽しみにしていたのに何一つ表情も変えなかった。
💜「うぃ〜あべちゃ〜ん次出番だよ〜。舘さんとペアだよね?」
💚「OK。あ、でも舘様まだ戻ってきてなくて」
💜「舘さんもうスタンバってるよ?」
💚「えっ!?あ、ごめん行くわ!」
🩷「トイレから直行したのかな笑」
💙(あれ………なんか………)
気のせいだと思いたい予想がよぎった。違う、そんなはずないと思いたかった予想。
しかし、無惨にもその予想は的中することになる。
「はい全員揃っての撮影入ります! 立ち位置は───」
全員揃っての撮影でも宮舘は渡辺に触れるどころか、一度も目を合わせようとしなかった。
それだけじゃない。
💙「涼太──」
❤️「ラウール、ちょっといい?」
🤍「いいよ〜なに?」
❤️「今度のすのちゅーぶなんだけどさ──」
💙「…………」
💙「かんっっっぜんに避けられてる」
🧡「そんなはずないと思うんやけどな」
💙「だって1回も目が合わねぇ時点でおかしいだろ」
🧡「でも確かにめめには…」
💙「もしかして…好きなのは俺だけなのかもな」
🧡「そんな訳ないやん!!理由があるはずやって」
💙「……………(ムスッ」
🧡「あ〜あしょっぴーが拗ねてもうた」
訳も分からない宮舘の行動にだんだん腹が立っていく。
勝手に期待したのは自分だが、向井から聞いた話とあまりにも違う結果となり地獄へ突き落とされた気分だった。
💙(俺には…効果なかったか…)
ショックが隠しきれないまま仕事を終えた。
さっさと帰って寝てやろうと素早く着替え楽屋を出た時だった。
ピロンッ
LINEの通知音が鳴った。
❤️『今日ウチ来ない?』
💙「…ハァ?どういう思考だよ…」
今日1日あんなに避けてきた人のメッセージだとは思えなかった。しかしそれでもどこか淡い期待をしてしまっている自分は、相当絆されているのだと思う。
香水なんかに頼らず、自分の言葉で伝えるべきなのかもしれない。
そんな気持ちで渡辺は宮舘へ返信をした。
💙『行く』
❤️「いらっしゃい」
💙「…うん」
❤️「あがって」
部屋のドアが開き、ラフな格好をした宮舘が出迎えてくれた。
渡辺の機嫌はまだ直っていない上に話をどう切り出そうか考えが定まらないまま来てしまった。
渡辺が部屋に足を踏み入れたその時だった。
❤️「翔太」
💙「なんだよ…うわっっ」
宮舘の声が背後から聞こえたと思えば渡辺の視界がぐらりと揺れた。気づけばリビングの床に押し倒され宮舘が覆いかぶさっていた。
💙「っ、なんだよ涼太…んんっ」
渡辺の言葉は、宮舘のキスにより遮られた。
いつもなら優しく慎重にされるキスが、今日は貪るように激しい。
何度も角度を変えてキスを落とされ、渡辺の口内を弄られる。徐々に体温が上がるのを体感した。
💙「んッ…んむ…っ、ふっ…あ…りょ、うた…!」
息苦しくなり弱々しく宮舘の胸を叩くとようやく唇が離れた。
💙「ハァ…ッ、なんだよ…急に…!」
荒く息を吐きながら問いかけると宮舘と目が合った。
見たこともないほど眼をギラつかせ、その奥には形容し得ない熱い熱を感じる。背筋がゾクッと痺れ、金縛りにあったかのように動けなくなる。
目の前にいる彼は幼馴染みじゃない、恋人だ。
❤️「翔太…自分がどんな匂いさせてるか分かっててウチ来たの」
耳元で低く囁かれた後、耳を甘噛みされる。
️💙「ひぅっ…あっ…」
❤️「仕事中、ずっと頭がおかしくなりそうだった…!翔太の匂いで我を忘れそうになる」
💙「でも…今日、避けてたじゃんか…!俺の事!」
❤️「当たり前でしょ。こんな匂いさせて、近づけばみんなの前で襲ってた」
❤️「みんなにこの匂い振りまくなんて有り得ない。気が狂いそうだったんだよ?誰かに狙われたらどうすんの」
💙「そ、それは…」
涼太にしか感じない特殊な香水だ。とは言えなかった。きっと信じて貰えない。
むしろこの状況を逆手にとってやれ。
💙「涼太が…いつまでも手ぇ出さねえからじゃん」
❤️「へぇ…?俺が今日どんだけ我慢したかわかんない?」
💙「知らねぇよ。むしろ今まで手出されなくて俺がどんだけ我慢したか知ってんの?」
❤️「…もう幼馴染みに戻れないよ」
💙「付き合った時からそんな怖さ捨ててる」
宮舘は渡辺を姫抱きしに、ベッドへ連れていった。
優しく下ろしてくれる所作とは裏腹に再び唇に落とされるキスは熱くて激しい。
宮舘の手が渡辺の服の中に潜り込み体を探る。
ずっと触って欲しかった手になぞられ身体が反応する。
その手つきにはむき出しになった本能と独占欲を感じた。今夜、自分はようやくこの男のものになれるのだ。
💙「んぁっ…もっと…」
❤️「言われなくても。今夜は覚悟してよ、寝かすつもりないから」
❤️「翔太、愛してるよ」
💙「ハハッ…♡俺も」
𓏸 𓈒 𓂃 貴方専用のラブポーション 𝐄𝐍𝐃𓂃 𓈒𓏸
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すのめこじ様からゆり組・めめこじのリクエストをいただきました。
ありがとうございました 🫶