「りょ、う……んッ……」
言葉ごと飲み込んでしまうようなキスは、次第に深まっていくばかりで、開いた隙間から涼の熱い舌先は私の中へと入り込む。触れ合っているところから溶けてしまいそうな感覚に眩暈がしてくる。
「……まい」
キスの合間、私の名前を呼ぶ声から伝わる涼の想いに必死になって答えようとするけど、熱を持った涼の舌が私が思うまま動くのを拒む。
絡まって、溶かされて、離れてはまた。
溺れるようなキスを交わしながら、誘導されるように行きついた先にあったものを知らない私は、膝の後ろに何かが当たった感覚と同時に、仰向けの状態でそのまま倒れこむ。
身構えるほどではない柔らかな衝撃だったけど、倒れる直前、涼がサッと私の頭に腕を入れ込んで守ってくれていたから涼は分かっていたんだ。全部、涼の策略だ。気が付いたら居たベッドの上。
涼から見下ろされるアングルに、無意識*****
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