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新しい玩具というか、物事を見つけてしまった際、 すぐにはまってしまうのは、美洋さんの性格。
思えば野草の時もそうだった。
いきなり大量のフキを採って料理したっけ。
最近、天気が悪い日が続いたのも悪かったかもしれない。
そして今週の週末は、合宿は無い。
「今週末は、消防団の寄り合いと訓練なんですよ。うちの近所、若い人が少なくて」
と言う事だ。
きっと先生なら、3人分位は働く事だろう。
まあそんな訳で、この計画も発案は美洋さんだった。
「今週土曜日、晴れたら海へ行かないですか。自転車に乗って」
「いいですね」
彩香さんが乗ってくる。
「ごめん、私はちょっと土曜、別件入れちゃったんだ。なので今回はパス」
先輩は不参加の模様。
「私は参加するですよ」
未亜さんは参加。
そして。
「悠君は行きますよね」
彩香さんにそう言われると、ちょっと断れない。
まあ断る気も無いけれど。
「大丈夫だよ。それで、どんな計画?」
「今回は枝ノ島まで行って帰ってこようと思います。片道14キロくらい。この距離なら最初でも、特に問題無いですよね」
確かに距離としては遠くない。
順調に走れば、1時間かからないで行けそうだ。
「いいね。見晴らしのいいところで、パンかおにぎりでも食べて」
「楽しそうです」
というところで、先輩チェックが入る。
「行くなら最低でも、空気圧管理はしておけよ。そうすれば、まずパンクしないから。でも念の為、工具や空気入れは持っていけ。携帯用の空気入れを出しておくから」
「了解です。道の感じはどうだろう。走りやすいかな」
「一応、全部自転車走行可の歩道がついているみたい。車道を走る方が楽なのでしょうけれど、車が多いし、そこまで速くないから、私達はのんびり歩道で行こうと思っています」
そんな感じで、計画は進んでいく。