───東野 晴(ひがしの はる)は、一言で言うなら優等生という言葉がぴったりな存在だった。
勉強1つ取っても周りより優れており、運動面でも体育祭のリレーのアンカーを任せられるなど才能があった。
性格はおとなしめであったが、周りからよく頼られ、友達付き合いもよく親しい友人もそれなりにいた───
───中学生までは───
(私もついに明日から高校生か〜
中学まで仲良くしてた友達とは離れちゃうけど高校でもまた仲のいい友達がつくれたらいいな〜)
晴は明日から始まる高校生活に胸を膨らませていた。そこにはきっと今までとは違う景色が広がっていて新しいものに出会えると思っていたのだった。
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