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元々告白なんてするつもり無かった。
好きになってから今日で521日。ずっ
と傍で見守り続けた。
急に取られる気がしたんだ。他の誰かに俺以外の誰かに。
嫌だった。取られるくらいなら俺からチーノを取ったそいつを殺して目の前で自殺してチーノの脳内に囚われ続けたい。
だから告白したんだ。
そしたら両思いでチーノも俺のことが好きだって。でも最初に来た感情は嬉しいじゃなくて不安で手に入れた幸せを手放すことが怖くなった。
幸福を覚えた脳は満足を知らない。
まずは俺以外の連絡先を消した。チーノは喜んで応じてくれた。「俺のこと好きやからやもんな、ええで」笑顔だった。
次に同棲をした。チーノは喜んで応じてくれた。「もう同棲?…早ない?でも…嬉しいなぁ」笑顔だった。
次に外に行く機会を減らした。チーノは応じてくれた。「え?…まぁ家にはショッピが居るし…ええか」微笑んでた。
メンバーとも少しづつ距離をおいた。不審がっているメンバーもいたがそんなの気にしない。そのうち撮影にも出なくなった。今の家は誰も知らない。教えるつもりもない。着信音が鳴り響く部屋。スマホの電源を切った。
次に仕事を辞めさせた。チーノは反対した。「仕事辞めたらどうやって生きてくん!?」
この時のために貯めてた貯金を出した。散財癖のある俺が頑張ったんだ。これからも俺は働くし不自由はさせない。
『チーノの為だけに貯めたんよ。これからもチーノとずっと一緒におりたくて』
チーノは応じてくれた。頬を赤くして結婚のプロポーズみたいやな。なんて笑って。
次に鎖をつけた。チーノは疑問を持ちつつ応じてくれた。
「ええで…でもなんで?」
『恋人同士やもん。普通のことやで?』
「そうなんや、知らんかったわ」
ガチャ。足と手に枷を付けた。枷と繋がっている鎖は俺の手中だ。
普段は詐欺師で騙す側のくせに純粋そうな瞳は騙される子羊そのもので。
この可愛い人物を表現する言語はまだ無い。
次に性行為を持ちかけてみた。チーノは応じてくれた。
「早ない!?俺らまだ付き合って3ヶ月やで…」
真っ赤な顔。童貞じゃないくせに恥ずかしがって。そんな所も可愛い。
正直チーノの童貞を奪った奴には嫉妬する。でも過ぎたことはしょうがない。童貞を奪えないのなら処女を奪えばいい。
『俺が上な?』
問答無用で押し倒した。鎖のせいで上手に抵抗できないチーノ。
「ぁっ、ショッピ…」
火照った顔は乙女のようで、同意のサインだった。
あれから凡そ2ヶ月。チーノが反抗した。
外に出たい。メンバーに会いたい。
ボソッと呟いたんだ。どうすればいいか分からなかった。チーノが俺以外を必要としていることが許せなかった。思わず殴ってしまった。チーノの頬を思いっきり殴ってしまった。
「ぇ.?..あ、…..ご、ごめんなさッ」
訳が分からない。そんな表情だった。頬を抑えながら何度も何度も謝るチーノ。溢れ出した涙を指で拭くと身体を震わせていた。
あ。可愛い。
「…!?ショッピ、大丈夫?はなぢ…でとるで」
頬を殴られて涙でボロボロのくせに心配してくれるのがどうしようもなく嬉しい。チーノがチーノ自身のことよりも俺の事を優先してくれた気がして凄く嬉しい。
走ってティッシュを取りに行ってくれるチーノ。
『ありがとう』
ティッシュを受け取り鼻を拭いてみると大量の血が染み込むのが見えた。
あれから凡そ5ヶ月。チーノは抵抗しなくなった。
毎日が楽しい。在宅ワークの俺はチーノとずっと一緒に居る。
朝起きてご飯を食べて仕事をしてお風呂に入ってエッチをして寝る。常にチーノと一緒に行動できるのが凄く嬉しい。
カチッ。パソコンのEnterキーを押し一息ついた。
『やっと終わったわ』
背伸びをしながら後ろを見る。
ベッドに固定され玩具に犯され喘いでいるチーノと目が合った。
「う゛ぁ♡いく゛…ッッむ、むりッッ♡♡しょ、ぴぃ♡♡…これ、とっ゛てやぁ゛♡♡なんでも、するから♡おねがい゛ッッ♡あ゛いくいくッッ♡♡」
ぐちゅぐちゅと結合部から聞こえるヤラシイ音が興奮を誘う。口では嫌だと叫んでいるが本心は嫌なわけが無い。
『何でもするかぁ』
チーノからの魅力的な提案に心躍らせる。チーノの瞳の奥に写る俺は気持ち悪い笑みを浮かべていた。
『ニップルピアス。フィストファック。ハメ撮り。服系もええな』
何にしようかと考えていると青ざめた顔でこちらを見つめるチーノが居た。
「ひッッ…♡♡や、やっぱやめ♡♡」
『やめるはなしやで』
チーノの首輪を引っ張って顔を近づける。恐怖の向こう側に見える恋心は出会った時よりも歪んでいて曲線が美しい。
『せやなぁ。メイド服着てくれへん?』
自分の中で出来るだけ優しい物を選んだ。ケーキの苺は最後まで残しておくタイプだ。
「お゛ッッ…わかっ、た♡、…♡♡わかっ゛たッッから゛とめで♡♡♡」
カチッ。手元にある玩具のスイッチを押す。
乳頭に付けていた吸引器。性器につけていたローターとオナホ。アナルに入れていたディルド。
それぞれ止めて外した。ぷっくりになっている乳首は今にも母乳が溢れてきそうでとても美味しそうだ。
「はぁ゛ー♡あ゛ー♡」
目を上に向け呼吸をするチーノ。陸に打ち上げられた魚のようにピクピク跳ねている。
『はい。メイド服』
布面積の小さいフリフリのメイド服を渡す。以前から着てほしいとお願いはしても断られていたものだ。選択肢の中では優しいものだったからか恐る恐るそれ手に取り着てくれるチーノ。
布と肌の触れ合う音が凄く淫猥で俺の息子は痛いくらいに勃起している。
「ん、…、これでええんか…?」
目の前には天使と間違えるほどに可愛らしい生物がいた。やばい可愛い倒れそう。
『…….』
「なんか言ってくれん?…恥ずいんやけど…」
真っ赤な顔を手で隠し短いスカートを下に引っ張っている。
女物だしチーノの身長だと丈が足りないのだろう。下着も履いていないため手を離せば性器が見えてしまう。
『ばり可愛ええ』
「…..あっそ」
変態。小さな声でそう言うとこちらを可愛く睨んでくる。チーノなりの照れ隠しだ。耳まで赤くして可愛いとしか言いようがない。それでも瞳の奥には期待の2文字が浮かんでいる。
『チーノ入れるで』
いつの間にか俺よりもか弱くなったチーノを押し倒す。俺が鍛えたからなのか。チーノが痩せたからなのか。
「あ♡はいってッッ♡」
何度やっても締め付けてくる優秀なアナルは俺の形しか知らない。浮気なんてさせないし出来ないだろう。
我慢汁でべちょべちょのチーノのお腹をさするとナカに入っている俺の性器が少しだけ浮きでている。
『可愛い可愛いチーノはずっと気持ちいいことだけして生きてこーな?』
分かった。と返事をするかのようにナカが締まった。随分と欲望に正直な穴だ。
「お゛♡イくッ、♡イっ゛ちゃ、う♡♡」
『早漏チーノくんはイく時になんて言うんだっけ?』
「ショッピのッ、♡お゛ちんちん゛でおまんこ、ちゅちゅ、かれてッッ♡イきましゅ♡♡」
『よく出来ました』
白い液体がチーノの履いているスカートに着いた。毎日ヤっているからか最初の方よりも明らかに薄くなっている。そんな些細な変化でさえ嬉しい。
「ー♡♡ッ、」
顔を覗き込んでみると疲れたのか眠っているチーノ。寝顔も天使級に可愛い。
でも俺まだイけてない。このまま再開しようとも考えるが今日は無理をさせすぎたかもしれないと多少の罪悪感も感じる。頭の中で天使と悪魔が戦闘中だ。
精液やら涙やらでぐしゃぐしゃのチーノの顔を見つめる。見抜きなら許されるだろうか。
『あ゛ー、チーノ♡ほんま可愛ええなぁ』
部屋に響く卑猥な音と独り言。
チーノが目覚めて行為が再開するのはまた別のお話。
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サブタイトル『焦り』
リクエストされてから3週間くらいたってる…時が過ぎるのは早いネ(σ ᐛ )σすまねぇ
またね