「長、これ上げて落としたりしませんよね?」
「あぁ、そんなことはしない。だが、わしをどう思ったらそんなこと言えるのか謎だが。」
そうして、俺は里から出るための準備を始めた。
「クゼナ、そう言うことで俺は里から出ることになったから、く今日中に出ようと思ってる。」
俺は里を出る準備をしてさっきのところで待っているだろうクゼナのところまで走っていってことのあらましを伝えた。
「なっ!?イ、イリラム、引き止められないのは普段のお前をみていたから知っているけどもう少し待ったらどうなんだ?」
「いや、お別れするから世話になった奴らに一応挨拶に回るつもりだったんだけど長が今日じゃないと結界が開きにくいってさ。」
まぁそれは建前で俺はこの話がでできてからできるだけすぐに出ようと思ったのは内緒だ。
「ハァーーーー。」
クゼナが大きくため息をついた。
「多分、今回イリラムを出すのは長が制御できなくなってきたからじゃないか?」
「うーん多分?」
まぁ俺は強いからなっ!フフンッ。
「強すぎるってのもあったかもしれないけど外の世界は危険だから気をつけろよ。」
「あぁ!じゃあ行ってくる。5、600年くらいで帰ってくるなー。」
「健康に気をつけろよ、」
コメント
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ちょっとだけ 5、600年ってところにエルフっぽさを入れてみたつもりです。