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上半身を起こし、抵抗ナニそれ美味しい?状態になっていしまっている伊吹を寿真が見下ろしている。しっとりとした唇をペロリと舐め、向ける瞳は完全に捕食者の目だ。興奮に染まる頬、服を着ていても筋肉質であると予測出来る白い肌が汗ばむ姿はとても艶っぽい。 でも『こんなにも眉目秀麗な男性が何で私なんかを相手に?』と伊吹が困惑してしまっていると、ゆっくり彼の顔が耳元に近づいて来た。
「脱がせちゃっても、いいですよね?」
許可なんか求めないで欲しい。抵抗する気力を奪ったのは君なんだから好きにしたらいいじゃないかと諦めにも近い気持ちに伊吹は陥っている。『彼とは今さっき会ったばかりでしょうが!』と伊吹の瀕死に近い“理性”が騒いでいるけど、体は従ってくれず、彼女の部屋着に手を掛けた彼の動きを助けてしまった。
肌を隠していた部屋着が徐々に脱がされていく。上下が不揃いのナイトブラとショーツだけという姿にされ、伊吹は羞恥心から両手で顔を覆った。
「あぁぁぁっ!可愛いっ、可愛い可愛い可愛いぃぃ」
寿真の歓喜に震える声は伊吹に嬉しさを与えてはくれず、ただただ申し訳ない気持ちになっていく。『誰に見せるって訳でなくても、それでも普段はもっと気を付けているのに!』と。
「やば、どうしよう、鼻血出そうなくらい興奮するっ。想像よりもずっと可愛いし、エロいし、コレだけでもう抜けるっ」
感情任せに寿真が伊吹の細い体に覆い被さり、乱暴に、やや控えめな胸を揉みしだく。形が変わり、力加減が雑なせいで少し痛いのに、むしろそれがいいと彼女は思ってしまった。
「い、伊吹、さ……んっ」
首元に噛み付くみたいなキスをしたり、本当に噛んだりもされ、まっさらだった伊吹の肌が淫猥なモノに変化していく。仕事の時に着ている制服では隠せない箇所にまで執着を刻まれてしまっても、名前を呼ばれるだけでどうでも良くなっていくのだから困ったものだ。
胸を隠していたナイトブラもとうとう脱がされ、あとはもうショーツだけという心許ない姿になってしまった。暑かったのか、寿真の方も今では上半身は裸になっているが、下はまだ穿いたままである。でも苦しいからとベルトは外し、ズボンのファスナーを下ろして前を緩めた。そのせいでボクサーパンツの奥で興奮により怒張しているモノの存在が顕になっている。伊吹の視野にソレが入り、未知への不安で体が硬直した。
(……本音を言えば、もうこのまますぐにでも挿れて、伊吹さんを孕ませたいっ)
だけど心をも堕としたい身としては同意の元でがいい。知識のみを磨いてきた身では快楽堕ちを狙える程の技量まであるとは思えず、寿真は性欲と感情任せに動くのをぐっと堪えた。
淡い快楽に浸りに浸り、肩で呼吸をしながらぐでぐでになっている伊吹の耳元に顔を近づけ、寿真が「……気持ちぃ?」とやや意地悪な声色で訊く。吐息混じりだったからか、唇が軽く耳朶に触れたからか、伊吹の体がビクッと跳ねた。シーツを必死に掴み、浅い呼吸を繰り返す様子はまるで『次』を期待しているみたいだ。
「……ねぇ、僕と結婚して、巣篭もりみたいに部屋ん中に閉じこもって、毎日こうして過ごそうよ。……ね?いいでしょ?絶対に幸せだよ、沢山沢山気持ちいいことばっかして、頭ん中バカになるくらいにさぁ。動物の交尾みたいに、発情期みたいなえっちいっぱいして、もう僕との子供を孕んじゃお?」
伊吹の下腹部を優しく撫でる。そしてトンッと子宮のある位置を指で軽く叩き、「……伊吹さんの子宮んナカがタプタプになるくらいに、たっぷりと精子を飲ませてあげたいなぁ」だなんて欲望のままに囁いた。
「やっ無理ぃ」
ゾクゾクッと体を震わせながらも、伊吹が鈍い抵抗をしてみせた。だけど全然力がはいっていない。そのせいでただ彼を煽るだけに終わる。
「無理ぃ?何で無理?……会社の人とかが気になっちゃうの?急に現実考えちゃった?」
言った後で『あぁ、失敗したな』と寿真が後悔した。伊吹の顔色が明らかに曇ったからだ。
案の定、彼女の頭の中で山積みの仕事の事が気になり始めた。もしこのまま易きに流されたとしても、結婚の為の休暇すらも取れるのか怪しいのに、産休だなんだと言ったら周囲から何を言われることかと恐怖し、心が沈む。そんな心配と同時に同僚達との嫌な思い出が脳裏に過ぎった。
——伊吹が仕上げた書類の提出を代わりに後輩がやり、『お前が作ったのか?頑張ったなぁ!』と褒められていた事があった。違うと否定もせず席に戻って来たもんだから、やんわりと指摘すると、後輩は悪びれもなく『あんな褒めてくれると、なんか言い出しにくくなっちゃって。私ぃ、係長狙ってるんで株上げておきたかったんですよねぇ。あ、そうだ、これからも、私の“恋”に協力してくださいね♡』と返された。もちろん同意なんかしていない。なのにそれ以降は伊吹が作成した書類を後輩の制作物として何度も提出され、ミスがあった時だけ『それ、実は先輩が作ったんでよねぇ』と言われて『んなら、後輩任せにしないで自分で持って来い!』と非難されるという状況に。そのクセして、その後輩は合コンで捕まえた男と結婚してもうすぐ寿退社するって言っているんだから、係長を狙っているとは一体何だったんだと伊吹は思っている。
新卒で入って来た社長の娘さんの教育係を頼まれた時も似たようなものだった。社長令嬢だと偉ぶるばかりで仕事を覚える気が全然なく、伊吹の成果物だけを掻っ攫っていくから一向に全然使い物にならない。だけど本人は『私は人を使う側の人間なんで』と悪びれもなく言う。
でも社長からは直々に、珍しく廊下で遭遇した際に『娘の教育係を頼んじゃったからさ、別途手当をつけておくように言っておいたから』と言って貰えたので多少は報われた気持ちになっていたのに、経理側で訳のわからない忖度をされ、結局その手当分は社長の娘の元に入ったと知った時は本気で辞めようかと考えた事もあった。
いつもいつも自分だけは遅くまで残らないと終わらないくらいの仕事量なのに、同僚達は定時近くで帰って行き、『常盤さんって時間内で仕事終われないんだね』『最早お局みたいなもんなのに、実は全然仕事出来ないんじゃない?』と陰口を叩き、勝手に伊吹への評価を下げていく。でもそのクセして『ちょっと手伝ってくれませんか?』と朝イチで仕事を押し付けてくる人ばかりだっていうんだから、とんでもない矛盾状態だ。
個々の案件の量は少なくとも複数人が押し付けてくるし、営業の人の資料の用意なんかは情報収集からだったりするからかなり時間を取られる。中小企業が故に色々と曖昧で、多岐に渡って仕事を任され続けたせいか、勤続七年目ともなるとこなせてもしまって余計に業務を押し付けられるという悪循環に陥っている。業務内容がかすりもしていない経理部の人までもが仕事を押し付けてくる様になったら流石に社長に直談判するか、もしくはもう辞めようと、ずっと前から辞表が机に中に眠っているという状況だ。
……こんな状況下だっていうのに自分の職場環境を振り返ってしまい、伊吹は段々泣きそうな気分になってきた。『私が一体何をしたんだ』と、『ただ真面目に生きてきただけなのに』と悲しくなってくる。陸上部出身の体育会系育ちなせいか都合よく使われても文句が言えず、どれだけ頑張っても報われず、そして今はよくわらかん男に好きにされている。全てがどうでもよくなってきて、自暴自棄に陥りそうなくらいに気持ちが落ち込んでいく一方だ。
「——伊吹さん……」
優しい声色で彼女の名前を呼び、寿真が伊吹をギュッと抱き締めた。彼女の心境を色々と察し、少しでも癒してやれればと伊吹の頭を優しく撫でる。何度も何度も撫で、「逃げちゃっていいんですよ。これからはずっと、僕が隣に居ますから」と言った。
「今の仕事やめちゃっても、全然普通に生きていけますから。ね?もう僕の腕の中に逃げちゃいましょうよ」と甘い言葉を次々に耳から流し込む。
状況が状況だ、まず間違いなく伊吹が抜ければ彼女の所属部署は大打撃だろう。だが自業自得でもある。彼女の自尊心を削り、とことん追い込んで考える気力を奪い、奴隷や社畜として好き勝手に消耗していくなんて時代遅れもいい所なのだから勝手に自滅してしまえと考えている寿真の表情は、此処には居ない者達への怒りに満ちていた。
「……いい、のかなぁ……」
「えぇ、いいんですよ。僕が全て受け止めます。それにもう家の中に閉じ込めちゃうつもりなんで、出勤なんか出来ませんしね」
励ます為の冗談だと受け取り、「何それ」と返して伊吹が笑った。寿真も釣られて口元に笑みを浮かべはしたが瞳は少しも笑っていない。本気で腕の中に閉じ込めて、もう一生離すつもりなんか無いからだ。
「辞める理由なら、僕がいくらでも作ってあげますから」
そう言って、寿真が伊吹の肌を強く吸って、その周囲を噛む。
「まずコレで、明日は休日出勤出来なくなりましたね」
鏡が無いから確認は出来ないが、噛み跡が残っているのだろうなと思えるくらいにはそこそこ痛かったから状態は想像出来た。
「もっともっと跡を残して、伊吹さんはもう僕のモノなんだって貴女にもわからせてあげますよ」
その言葉を機に、また寿真が次々と伊吹の肌に跡を残していく。執着そのものなソレが増えていく様子を見て、感じて、伊吹は心が満たされていく様な気がした。かなり沈んだ後だからか、心に纏わりついた苦しさから掬い上げられていく感じがして、余計にそう思ってしまう。
首から胸元に、腕や腹、そしてとうとう寿真の口付けが脚にまで近づいてきた。ショーツは穿いたままではあるとはいえ、役に立たないくらいにもう濡れている。口付けられるたびに体が期待で反応し、愛液が奥から溢れ出てしまっていたせいだ。太腿の内側もしっとりとしており、そんな様子をも寿真に見られ、伊吹は両腕で顔を覆い、への字口になった。
「こんなんじゃ気持ち悪そうですね。……脱がせますよ」
抵抗せず、でも返事もしないでいると、彼は肯定と受け止めショーツを脱がせ始めた。それにより露わになる和毛と濡れる秘裂。しとどに濡れるソコにはもう肉芽までもが控えめにその存在を自己主張していた。
「かぁわいぃ♡」と嬉しそうに言い、口に含む。「ひゃあ!」と驚きに伊吹が声をあげ、「汚ぃっ!か、らぁぁぁ」と半泣きになりながら彼の頭をぐぐっと押したが、例によって無駄だった。
びくともしないくらいに脚を手で固定され、寿真の顔があるせいで脚を閉じる事も不可能だ。吸われ、舐められ、舌先で扱くみたいに弄られるせいもあってもう伊吹は息も絶え絶えだ。強過ぎる刺激のせいで脚が自然と外側に開いていき、もっとのおねだりするみたいに腰も突き上げてしまう。
「もう、そんなに可愛い声出しちゃダメですよ?伊吹さん自分で部屋の窓開けておいたの忘れちゃってませんか?」
そう言われ、慌てて口を両手で塞ぐ。完全に失念していた。指摘されてやっと思い出し、顔から火が出そうな程に恥ずかしくなった。
「声、我慢しやすいように、うつ伏せにでもなりましょうか」
「ま、窓、し、閉めてぇ」と懇願したが聞こえなかったのか、聞き流されたのか、伊吹の体を回転させて寿真は彼女をうつ伏せにさせた。仕方なく伊吹が枕に顔を埋めると、腰を持ち上げられて彼の方に下半身だけを突き出す様な体勢にさせられる。刺激を欲してヒクヒクと蠢く秘裂だけじゃなく、後の孔すらも晒してしまっているのだが、そんな事に気を回す余裕など今の彼女には無かった。
「物欲しそうにダラダラに涎溢しちゃってますね♡」
指先で伊吹の秘裂を軽く開き、嬉しそうに息を吹き込む。ビクッと激しく体が跳ねる様子を前にして満足気に微笑むと、寿真は舌を伸ばし、期待に濡れる伊吹の秘部を優しく舐め始めた。刺激の強さのせいで何度も伊吹の腰が跳ねる。必死に声を我慢はしているが、どうしても堪えきれないのか、枕の奥で何やら叫んだ。
「いやらしいなぁ……伊吹さんまだ処女なのに、すっごく気持ちよさそうですねぇ」
ふふふっと笑いながら言われても、返す反応は快楽に堕ちたものだけだ。
次第に舌だけじゃなく、指まで入ってきたが愛液のおかげかそれ程痛くはない。気力の無さのせいで自慰すらもご無沙汰だったソコはかなり狭かったが、寿真は執拗に攻め続けて狭隘は蜜路を解していった。体格差のせいで伊吹が痛い思いをしないように、と。
そんな時間が半時間程続けられ、伊吹はもう何も考えられなくなり頭の中は真っ白だ。何度も甘イキをしてしまい、快楽漬けにされてしまったせいでもうナカに強い刺激が欲しくって堪らない。未経験の快楽を強請るみたいに腰を彼の方に突き出し、秘裂をヒクつかせて寿真を誘う。
「そんなに欲しいの?」
意地悪い声色で訊かれたが、伊吹は軽く顔を上げて素直に頷いた。
「じゃあ、僕と結婚してくれます?お嫁さんになるから、一生閉じ込められてもいいから、一番奥に全部出してって、言えます?」
恍惚とした顔で問われ、もう訳がわからない状態に堕とされた伊吹は「にゃ、にゃりますぅ、奥、奥に、欲しぃにょぉ」と情けない声で懇願した。
ぞくりと体を震わせ、寿真が『——堕ちた!』と確信を抱いた。途中で職場の話を持ち出してしまった時は失敗したと思ったが、返って功を奏したなと満足気だ。
「……ちょっと痛いかもだけど、我慢出来るかな?」と問いつつ、ボクサーパンツの中でずっと苦しくって仕方がなかったモノを晒す。赤黒いソレも先走りの汁を滴らせ、早く早くと快楽を欲している。
「しま、しゅ、からぁ♡」と半泣きのまま懇願する伊吹の姿は子供みたいだ。だけどそんな姿すらも可愛くて仕方がなく、寿真の口元が弧を描く。十年近くもの間、ずっとずっとずっと想像の中では幾度となく彼女を抱いて、犯しに犯して、孕ませまくってきたが、本物の方が数億倍も可愛くって堪らない。その可愛さだけで脳がショートしてしまいそうになり、寿真は軽く頭を押さえた。
「イイ子だねぇ、伊吹さんは。じゃあおねだり出来たご褒美に、ふっといモノでナカを沢山コスコスしてあげるねぇ」
何度も頷き、伊吹が突き上げたままにしている腰を軽く揺らす。そして背後に片手を伸ばし、自分から秘裂を広げまでしたもんだから、寿真の中でブチンッと何かが切れた。
そのせいか、秘裂に己の切先を宛てがうと、一気に奥まで熱塊を押し込んだ。どちゅりと子宮口を押され、伊吹の視界でチカチカと火花が散る。体から力が抜けてべちゃりとベッドに崩れそうにもなったが、それは寿真が手で支えて阻まれた。
体格差のせいで、寿真の楽な体勢にされると膝が浮く。そんな不安定な状態のままゆるゆると動かれ、快楽がダイレクトに腹に響く。気持ち良過ぎて、変な声どころか涙や唾液といったものすらも止まらず、顔を押し付けている枕はもうゴミ箱行きにするべき程の状態になっている。それでも離さずにギュッと掴み、快楽で染まる声を殺す。
「すっごっ気持ちぃ、狭くって、熱くって、ぬるぬるで動きやすっ」
突くたびにそんな事を言い、肌がぶつかる音や水音が室内に響く。外にまで聞こえているんじゃと心配になる程いやらしい音が部屋の中を満たした。
「ホント、めちゃくちゃエロくって、可愛くって、もう僕イキそうですよ」
快楽を求めに求め、腰が止まらない。でも伊吹もそれは同じで、彼が気が付いていないだけでもうすでに二度程絶頂に支配されていた。それなのにナカを更に満たされるもんだから、意識までもを持っていかれそうな状態だ。こんな快楽が世の中にはあったのかと、驚きを隠せずにもいる。
(もう、こんにゃ、前に戻れ、にゃいっ)
この快楽を知る前になんか戻れないと、彼無しじゃもう生きられないかもと思ってしまうくらいに強い刺激に身も心も支配され、真っ逆さまに堕ちていく。『快楽堕ち』という言葉くらいは知ってはいたが、まさかそれを我が身で経験する事になるだなんて微塵も思っていなかった。最悪なはずなのに、今は嬉しくって堪らない。仕事なんかもう辞めて、彼と二人で家に閉じこもってずっとこうしていたい。監禁?むしろ大歓迎ってくらいの堕ちようだ。
ビクビクッとまた伊吹の体が跳ねたが、それでもまだ寿真は行為を続ける。腰を上げてバックから突いていたものを、今度は体勢を変えて寝バックに移行され、また伊吹のナカがギュギュッと閉まった。体位のおかげもあってか、流石にコレには寿真も彼女がイッたのだと気が付いた。
顎に手をやり、枕から顔を上げさせて「イッたの?」と問い掛ける。頷き返す伊吹に対して「置いてイクだなんて、狡いなあ」と言うと、寝バックのまま最奥をガンガンと突き上げた。降りてきている子宮口を押されに押され、腹のナカで形まで変わっていそうだ。
「だ、出していい?ちゃんと奥でごっくんってするんだよ?僕がちゃんと伊吹さんを孕ませてあげるから、一生、僕の隣にいないと駄目だからね?」
「わかった?」と訊きながら伊吹の耳を噛む。じわりと血が滲む程に噛まれたのに、快楽が重なっただけになった。
「んおっ!」と酷い声を上げてしまい、慌ててまた枕に顔を沈める。その時また快楽に全てを支配され、四度目もの強い絶頂を向かい入れてしまった。
強く喰い締められ、流石にもう寿真の方も限界が来たみたいだ。
「や、やばっ!絞り、とられ——んっ!」
最奥まで押し込み、腰を震わせ、白濁とした欲望を伊吹のナカに吐き出す。瞬間、ぐぐっと質量を増したモノで軽くナカを擦られたせいでまた伊吹の体が跳ねに跳ねた。
ずるっと、白濁液を出し切った屹立を一旦寿真が抜く。そして伊吹の体勢を今度はうつ伏せから仰向けにさせると、枕を奪って口元を手で塞いだ。
「もっと欲しいよね?もっとしようね。イイコだから今日でちゃんと孕むんだよ♡」
淫猥な笑みを浮かべながらそう言い、もう復活している屹立で白濁液と愛液、そして破瓜の血が混じる秘裂を優しく擦る。
「声、ちゃんと我慢しないとダメだよ?伊吹さんの声すらも僕のモノなんだから。わかった?」
涙と唾液でめちゃくちゃになっている顔でコクコクと頷いた伊吹の姿に満足し、寿真はまた、終わりの見えそうにない快楽の沼に彼女を誘い続けたのだった。