この作品はいかがでしたか?
133
この作品はいかがでしたか?
133
❴人生は2回死ぬ❵
そう聞いたことない?
1つは肉体的な死。これが一般的だよね。
そしてね…もう1つは、
忘れられたら2回目の死が訪れるんだ。
1回目はわかるけど、2回目はわからない。
誰にも。
そう
誰にも。
緑君視点
「ナンデッ…!!」
俺は跪いた。
だってそこには、
らだおくんの死体があったから。
「ラダオクンッ!!」
俺は悲しみのあまり名前を叫ぶことしかできなかった。
ごめんね…らだおくん。
俺が…俺がらだおくんをしっかり見ていれば…!!
…そうだ
俺も死ねばらだおくんと同じ所行けるかな。
「ラダオクン。待ッテテネ。スグニ逝クカラネ」
俺も逝くから。
レウ「…緑君?」
「ッ⁉レウサンッ!?」
俺は涙でぐしゃぐしゃな顔をレウさんに向ける。
レウ「ッえ…らっだぁ…?」
レウ「嘘…だろ?」
「俺ノッ…俺ノセイデッッッ!!」
「ラダオクンハ死ンジャッタンダッ!!」
「ハァッハァッ…俺ガ…モットチャント見テイレバ…ッッッ」
レウ「落ち着いて緑君。過呼吸になってるよ。」
レウ「ほら吸って…吐いて…」
「ス…ハッ…スゥ…ハァ…」
レウ「そうそう…上手上手。」
「…アリガトレウサン」
レウ「いえいえ。」
レウ「とりあえず急いで棺桶持ってきてくるね」
「ウッ…ウン」
そうだ。俺らだおくんを埋めようとせずに逝こうとしたんだ。
レウ「緑君、中に入っておいで」
「ワカッタ…」
レウ視点
…緑君が最近部屋から出ていない。
心配だ。
恐らく自分を責めすぎているのだろう。
俺がなんとかしなきゃ。
緑君視点
俺が悪いんだ。
レウさんに慰めてもらったけど、やっぱり自分を責めてしまう。
愛する人を守れなかった。
憧れの人を守れなかった。
こんな自分なんて大ッ嫌いだ。
死ねばいいのに。
ガチャ…
レウ「緑君。」
「…レウサン?ドウシタノ?」
レウ「ちょっと話したくて。」
「ソウ…」
レウ「ねぇ緑君」
「ナニ?」
レウ「人生は2回死ぬって知ってる?」
「…?」
レウ「1つは肉体的な死。今のらっだぁだね。もう1つは、自分を忘れられたらそのもう1つの死が訪れるんだって。」
「忘レラレタラ…?」
レウ「そう。忘れられたら。」
レウ「だから…自分を責めたりしないで、らっだぁのことをずっと思っててほしい。そうすれば、らっだぁもずっとあの世で生きれるから。」
「俺…ラダオクンノコト死ナセタクナイ。」
レウ「うん。じゃあずっとらっだぁを思ってて。」
レウ「俺らも忘れないから。」
「ウン!!」
絶対に忘れないよ。
らだおくん。
こうして幕は閉じたんだ。
緑君はずっとらだおくんのことを頭に入れていたらしいよ。
これが絆ってやつだね。
え?僕は誰かって?
僕は
こ⊕≯く∵⊕だよ。
なんか変な物語になってもうた☆
たまにはエズワではなくrd運営書くのもいいっすね
ちなみにrd運営での推しはレウさんとらっだぁです☆
まぁここらへんで
ばいちゃ!!
コメント
10件
いい話やねぇ~……………
魂の死?精神の死?