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おりひめばるつ
書きたいやつかく!
なんでもいい人どーぞ!
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長尾「はぁ”~……やらかしたぁ………!」
机に膝をつき大きなため息を吐く
すると同期の2人が俺の顔を覗き込む
弦月「どーした?そんなため息ついて?」
甲斐田「なんか悩み事?」
長尾「あー……まぁ、そんな所、だな」
弦月「景くんがか…珍しいね」
長尾「別に俺だって悩むわ!」
甲斐田「それが珍しいから言ってんでしょ〜」
甲斐田「で、何があったの?」
長尾「………!」
いつも攻撃しあってるけど、こう言う所はちゃんと聞いてくれる
こう言う所にはほんとに感謝している
長尾「実はさ………」
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甲斐田「なっるほど〜……」
弦月「フミ様と喧嘩かぁ……」
長尾「そーなんだよ……」
弦月「でもなんで?」
長尾「いやー…この前俺んちで遊んでた時さ……」
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フミ「長尾〜」
長尾「なんすかフミ様」
フミ「これなに?」
フミ様の指差す先にはV△LZでのお揃いネックレス
1番最初のライブの時に買ったんだっけ…懐かしいな〜
長尾「V△LZでお揃いのネックレスです」
フミ「ふーん…」
フミ「触っていい?」
長尾「いいっすよ」
そう返事するべきじゃ無かったんだ
この時俺は”フミ様に似合うかな”とか”最近使ってないな”とか
呑気な考えだった
だけど次の瞬間には
パリーンッ!
長尾「ぇ…」
フミ「ぁッッ……!」
思い出が一個消えてしまったんだ
フミ「ッぁ…ご、ごめんなさいっッ!わざとじゃなくてッ…!!」
どうやらフミ様が手を滑らせて落としてしまったらしい
フミ様の表情からしてわざとではないのは分かる
だけどこの時は冷静になれてなかったんだろう
使ってなくても大切な思い出の物を壊されたんだから
長尾「ッッ……」
フミ「な、長尾……さ、…」
長尾「帰ってください」
フミ「ッぇ……ッ?」
長尾「大丈夫ですよ、俺片付けとくんで…」
フミ「あ、あのッ…ごめんなさいッ…本当にッ…わざとじゃッッ、!」
長尾「わかってるよッッ!!!」
フミ「ッッ、!」
ホントにこの時のフミ様の表情を見るのは辛かった
流石に言いすぎたかなって思って、謝ろうとした時には
もう遅かったんだ
ガチャッ!
バタンッッ!!
長尾「ぁ………」
長尾「ッッ~~…」
長尾「やらかしたぁッ〜…ッ~~……」
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長尾「って事が………あった、」
長尾「あー…てか、あのネックレス壊しちまった、わりぃ…」
長尾「フミ様もわざとじゃ無かったのはわかってるんだけど……」
甲斐田「……」
弦月「………」
甲斐田「そこからフミ様と連絡が出来てない、と」
長尾「うん………」
甲斐田「………ねぇ弦月」(ボソッ
弦月「なに?」(ボソッ
甲斐田「実はこの喧嘩の話星川からも聞いててさ」(ボソッ
甲斐田「来週ちょうど花火大会じゃん?」(ボソッ
弦月「あー…なるほど、いいじゃん!」(ボソッ
甲斐田「こんな参ってる長尾初めてだし…力になってやろうぜ!」(ボソッ
弦月「もち!」(ボソッ
甲斐田「オッケー!」(ボソッ
甲斐田「よし!長尾!」
長尾「ん………?」
弦月「僕達に任せとけ!!」
長尾「ぇ……」
甲斐田「とりま来週の土日空けとけ、いいな?」
長尾「お、おう………」
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次回 晴レ星、月語ルでの作戦会議