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高校一年生・仮名:Mさん


友達はいるし、グループにも入ってるのに、

なんとなく自分だけ浮いてるような感覚があります。

笑うタイミングとか話のノリとかが、少しズレてる気がして。

「嫌われてるわけじゃない」ってわかってるのに、

どうしても安心できません。






「それ、俺もずっと感じてた」

「みんなといるのに、話してるのに、

なんか“ガラス越し”にいるみたいな気分」

「誰かとちゃんとつながってる感じがしなくて、

笑ってても、どっか冷めてる自分がいた」


日下部

「俺も。

“嫌われてない”けど、“好かれてる感じもしない”っていう、

中途半端な居場所」

「孤独って、物理的にひとりかどうかじゃなくて、

“心が通ってるかどうか”なんだよな」


蓮司

「“合わせてる”って自覚があると、余計にしんどい」

「“このノリに乗らなきゃ”“笑わなきゃ”“共感しなきゃ”って、

全部“自分を消して”演じてる気がするだろ」

「でも、それって自分のせいじゃない」

「“合わせる前提の空気”が、そもそも窮屈なんだよ」


「でもさ、そんな中でも、

一言でも“本音”を出せた瞬間って、

ちょっとだけ孤独がやわらいだ気がした」

「“うん”じゃなくて“でも俺はさ”って言えた時とか」


日下部

「わかる。

誰かにほんの少しでも“わかるかも”って返されたら、

それだけで“ひとりじゃなかった”って思えた」


蓮司

「無理に“合わせられる自分”でいるより、

“本当の自分でいられる一人”のほうが、

よっぽどちゃんと“つながれる”」

「今はまだ、“本音で話せる人”に出会ってないだけかもしれない」






🗝 三人からのことば


遥:

「“誰かといてもさみしい”って感覚、

ちゃんと誰かに話してもいい。

否定されない場所、どっかにあるよ」


日下部:

「“孤独を感じる自分”を責めないで。

それは“つながりを求めてる証拠”なんだから」


蓮司:

「無理に“輪”に入らなくてもいい。

“自分の輪郭”を保ったまま、出会える人もいるから」


無名の灯 答えを持たない相談室(遥・日下部・蓮司)

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