ノベル完結
BL
493
雨に触れる指先
1話から読む降り出した雨に立ち尽くしていた天野朔は、無愛想で有名な神崎晴弥に傘を差し出される。雨音に包まれながら歩く放課後、触れた指先と小さな会話に、朔は胸の奥が静かに熱を帯びていく。不器用で言葉数の少ない晴弥。近づくほど、彼の優しさを知るほど、どうしようもなく惹かれてしまう。けれど、晴れの日になると彼はまた遠くなる。
雨の日だけ、彼の隣にいられたらいい。そんな願いは、いつしか恋に変わっていく。
全22話
30,818文字
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