テラーノベル
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ウチ(小1)の妹、みあ(5歳)は、自他共に認める「清楚系女子」ばい。 一時期、ちょっとだけ髪の色を変えておしゃれに目覚めかけとった時期もあったけど、今の彼女の正解は「黒髪・ゆるふわウェーブ・ツインテール」。 鏡の前で「みあ、今日もバリ清楚……。ふみぃもびっくりするやろな」って、5歳にして完璧なセルフプロデュースばしよる。
ばってん、そんな清楚な空気ば一瞬でぶち壊すのが、三女のあお(3歳)たい。 一歳の頃、ウチの口癖を完コピして覚えた最初の言葉。それが、今でも彼女のメインウェポンになっとる。
学校から帰ってきたウチに、あおが「おちゅー!」って言いながら突撃してくる。 それだけなら可愛いっちゃけど、あおはそのまま、みあが心血注いでセットしたゆるふわツインテを「おちゅー!」って言いながらワシ掴みにすると。
「あお! やめて! みあの清楚が、清楚が乱れるっちゃもん!!」 必死でツインテを守る5歳のみあ。 笑顔で「おちゅー!」を連発する3歳のあお。
ウチはランドセルを置いて、「……おつー。二人とも、相変わらずやね」ってため息。 みあは小1になっても、さらにその先も、この「清楚」を貫き通すつもりらしいけど……。 この「おつー」な妹がおる限り、その道はバリ険しそうばいw
ウチ(小1)と文くんは、小学校に入ったばかり。 今日は文くんと、初めての宿題「ひらがな練習」をウチの家ですることになっとった。 ばってん、そこに立ちはだかるのが、二人のクセ強妹たちばい。
年中さんのみあ(5歳)は、黒髪ゆるふわツインテを完璧にセットして、「清楚な家庭教師」気取りで文くんの隣を陣取った。 「ふみぃ、ひらがなは『清楚』に書かんとよ。みあが教えちゃおっか?」 ……あんた、まだひらがな全部書けんやん、ってツッコミはあえて飲み込んだ。
さらに、あお(3歳)が空気を読まずに乱入! 「ふー! おちゅー! おちゅー!!」 文くんのノートの上に、ドスッとお菓子(食べかけ)を置いて労う。 「あはは! あおちゃん、ありがとう。でもノートが汚れちゃうよ」 文くんが困り顔で笑うと、あおは満足げに「おちゅー!」を連発して、文くんの膝の上を占領。
「あお、そこはみあの席! 清楚なみあが座るところったい!」 焦るみあは、文くんの消しゴムを手に取って、「みあが消してあげる! 清楚に消すけん!」って、ノートが破れそうな勢いでゴシゴシし始めた。
ウチは自分の「あ」の練習をしながら、隣の惨状を見てため息。 「文くん、おつー……。落ち着いて宿題できんくて、バリ困るやろ?」 文くんは「ううん、まきちゃんの妹たち、面白いね」って笑ってくれたけど、ウチらの「ひらがな練習」は一向に進まん。
結局、お母さんに「あんたたち、お姉ちゃんたちの邪魔せんと!」って怒られるまで、清楚な奪い合いとおつー攻撃は続いたとよ……。
ある日の放課後、文くんが妹のはつちゃん(3歳)を連れてうちに遊びに来た。 はつちゃんは文くんの妹やけど、3歳にしてすでに魂がギャル。 そんなはつちゃんと、ウチの三女・あお(3歳)が出会った瞬間、歴史が動いたと。
「おちゅー!」 いつものように挨拶するあおに、はつちゃんは短い指で一生懸命ピースを作って突き出した。
「あおたん、おちゅー! まじ、とーとい! ぴーしゅ、ぴーしゅ!✌️✨」
語彙力は3歳、マインドはギャル。 あおも負けじと、短い腕を振り上げる。 「はっちゃん、あげぇ〜⤴✨」
意気投合した3歳コンビは、そのまま、みあ(5歳)の部屋にトコトコ突撃! みあが大事にしとる清楚系のお人形さんをひっつかんで、 「これ、まじ、もれる〜!✨」 「きらきら、しゅる〜!」 って言いながら、お母さんのキラキラシールをベタベタ貼り始めたと。
「ちょっとぉ! 文くん、はつちゃん止めて! みあの清楚なお人形さんが、コテコテのギャルに改造されよるっちゃもん!!」 半泣きで文くんに助けを求めるみあ。 ばってん、文くんは「あはは、はつもあおちゃんも、センスいいね」って、デレデレしとるだけw
ウチ(小1)はそれを見て悟ったばい。 はつちゃんとあおちゃんが揃ったら、もうこの世に「清楚」が生き残る隙間はなか。 「あげ〜⤴」と「ぴーしゅ✌️」が飛び交うリビングで、ウチは文くんの教科書に落書きされんように守るのが精一杯やったとよ……。
コメント
3件
サムネとかの実写で顔移すのはいいのかと思うのだが、、、、、サムネとかは実写ではなくイラストとかを貼るといいと思いますよ目を隠しただけではあれなのでね特定とかされたりするかもしれませんしサムネはイラストとかがいいと思いますよ長文失礼します