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#ハッピーエンド
79
ガッ!
朱莉の上に跨っているミヤビの頭に、1人の女性がチョップをした。
「ごめんね、朱莉君。このアホ部下のせいで。私は、コイツの上司天照大御神。適当にマテラとでも、読んでおくれ。で、ミヤビ死人に何してんだ?」
天照は正座しているミヤビに叱責していた。
「ご、ごめんなさい。だって、私彼のこと大好きなんだもん。そりゃあ、堕として自分の伴侶にしたいって思うじゃん?」
「『思うじゃん?』じゃねえよ、ドアホ。死人にそんなこと出来る訳ないでしょう。」
「あ、あのー。」
「なんだ、死人。」
「僕って結局どこ行なんですか?」
「ああ、お前は転生行だ。お前にはやってもらいた事あるんでな。」
「は、はあ。」
「ってことは、私も?朱莉君と一緒に転載できる?」
ゴッ!
天照が再び、ミヤビの頭にチョップをした。
「いったー!何するんですか!?」
「当たり前じゃ、なんで死人と一緒に転生できると思ってんだよ。おい、死人。このアホと転生する覚悟ある?」
キレた口調で天照は言った。
「無いです。」
「即答⁉︎ひどくない、私こんなにも朱莉君のこと愛してんだよ。」
「初対面で、襲おうとしてくる女性と転生できません。」
「だってよ。お疲れ様、ミヤビ。」
「それは、ごめんって。ね、私と転生しよう?きっと楽しいよ?」
「どんまい、ミヤビ。次の出会いを待つんだな。」
「ミヤビさんと転生するしないはどうでも良くて、転生した時の頼み事って何ですか?」
「ああ、それはだな。転生した世界にいる『世界外生命体』というやつを殺していただきたい。」
「世界外生命体?」
「それはな、例えばお前らの世界でグリフォンとかペガサスとか、ドラゴンとか。まあ空想生物みたいなもんだ。」
「ほうほう。で、なんで僕なんです?」
「お前、プロレスやってたろ。それが理由だ。で、どうすんの?転生する?しない?」
「転生します。」
「分かった、手続きしてくる。ミヤビ、私が戻ってくるまで好きにして良いぞ。」
「好きに?良いの?私、スイッチ入っちゃうよ?」
「構わん、時間がかかるんでな。」
そう言うと、天照は奥へ飛んで行った。
「じゃ、あそこ行こうか。とことん、分からせてあ・げ・る♡」
ミヤビは、そう言うとベッドを指差した。
「ダメだ、目がハート型だ。なんとなくヤバい気がする。」
「逃げようとしても、ダ〜メ♡もう、朱莉君は私の伴侶になるの。そして、私と愛し合いましょ、永遠にずっとずっと。」
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