この作品はいかがでしたか?
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勉強もやってるふり…
正直、全然わからない。
やる気もでない…
ある日…
主治医が…
「君は…もう僕の手には追えないから。別の病院にいってもらう。」
数年みてたくせに…
もとからあまり好きではなかったし、いいけど。
数日後。転院するために、一度家に帰ることになり、母が迎えにきた。
母の車には、聞いたことがないような曲がながれていた…
母「この声聞き覚えない?」
私「……。」
母は前より明るくなってはいるけど、私からしたら、あまり話したくない人。
母「お母さんね、退院してから、知り合いのツテで住み込みで働いてるの…前の家は嫌なことしか思い出さないから…。その知り合いにね、勧められて聞いてたら、年甲斐にもなく、ハマっちゃって…(笑)」
楽しそうに話す母。
何気なく聞こえる歌声…
なんかどっかで…
そうこの優しい声…
そして、落ち着く声…
気づいたら私は涙を流していた…
母「ごめんね…お母さんがいらない心配して…あなたの話きかずに、先生に色々言ってしまって…。みてごらん、このCD…」
そういって渡されたCD。
そこには見たことがある顔ぶればかり…
会いたいよ…
すごく会いたい…
私「うっ…(´;ω;`)…うわぁーーーん!!」
私は…母の隣で一人なきじゃくった。
運転する母は…何も言わず…目的地へむかった。
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