テラーノベル
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【前書き】
⚠️🔞未成年はお控えください。
※前編にはありませんが後編にはあります。
登場CP
・いわふか💛💜
地雷の方はブラウザバックをお願いします。
✧• ──────────── •✧
お題:恋人に「可愛い」と言ってみてください。
【💛💜の場合】
岩本は深澤が「可愛い」人だと本心で思っている。
そして思ったことはストレートに伝えるタイプだ。
更には「可愛い」のツボも浅い方である。
故に普段から深澤に
💛「ふっかって可愛いよね」
と伝えることが多い。
そのせいだろうか、最近は「可愛い」と言っても
💜「ん〜そぉ? ありがと笑」
軽く流されるのだ。
「おはよう」とか「お疲れ様」とほとんど同じテンションで。
そう、深澤は「可愛い」と言われることに慣れてきているのだ。
しかし 問題はこれだけでは無い。
目黒やラウールのような、ほかのメンバーに
🖤「ふっかさんってさ、存在自体が可愛いよね」
🤍「ふっかさんの寝声可愛いんだよね」
と褒められると分かりやすく照れ笑いをする。
本人は笑いに持っていこうとする時もあるが上手くボケきれずにふにゃふにゃしている。
💜「いや俺わかんない笑 まじで? ふははっ」
💛「………」
なんとも解せない。
恋人として付き合っている年月が長いのも原因なのかもしれない。これが所謂…
💛「倦怠期ってやつか…」
🩷「およよ? 照どーした?なんかあった?」
楽屋の机に突っ伏しモヤモヤとしていると佐久間が不思議そうな顔で様子を伺いに来た。
佐久間は2人が恋人同士なことを知っている数少ない人物だ。
💛「いーや? ちょっとねぇ…」
🩷「悩みがあればこの佐久間さんに話してみなさい!」
とやる気満々の顔で胸を張りドンと構える佐久間に思わず笑みがこぼれる。
少し愚痴のようになってしまうが、岩本は心の内を佐久間に明かした。
💛「…ってな感じでさ、俺の言葉がちゃんと伝わってるのかなぁ〜って思ってさ。
俺は結構本心で言ってるんだけど、最近流されてるというか…当たり前になってきてるというか…」
🩷「ほーーん…?つまり今ふっかは照からの『可愛い♡』に慣れてきてると…?
え、ノロケ? 熟年夫婦かなんか?」
💛「ちげぇよ笑 割と真剣なんだけど」
🩷「ハイハイ拗ねないのひーちゃん笑」
佐久間はうーん、と少しだけ考えたあと分かりやすくピーン!と閃いた顔をした。
🩷「佐久間さん閃いちゃったァ!
名付けて、『押してダメなら引いてみろ作戦!!』」
💛「思ってたより普通だった笑」
🩷「何を言うかっ!よく考えてみなよ。まず照以外の人に「可愛い」って言われて照れちゃうのは、深澤がその人に滅多に言われることがないからだよ」
💛「……ほぅ?…まぁ…確かに…?」
🩷「たまにしか見せないギャップとか見たらキュン♡ってなるのとおんなじだよね」
💛「つまり、ふっかに「可愛い」と言うなと?」
🩷「ザッツライト! 向こうが気にしだすまでこっちからの「可愛い」封印!! いかなる時も!言わない!
当たり前の事がいかにありがたいものか分からせないと!」
💛「意外と…いいかも」
🩷「でしょ?やっぱ俺って天才かも〜」
それから、岩本は深澤への「可愛い」を封印。
ついでに「好き」「愛してる」も封印してやった。
外で誰かといる時でも2人きりの時でもLINEのやり取りでも、決して言わないように無駄にストイックに制限した。
試し始めて3週間
2人のオフが被らないこともあり、一緒に過ごすこともほとんど無かった。本来1週間くらいで想定していたのが倍以上の期間になってしまった。
岩本にとってはだいぶ粘っているほうだ。
ここで岩本は気づいたことがある。
言えない方もだいぶ辛い。
まるで昔を思い出す。
付き合い始めたのはここ3年くらいだが、付き合うまでの片思い期間がどれだけ長かったことか。
「可愛い」も「好き」も「愛してる」も言いたくて言えなかった時期を今疑似体験してる気分だ 。
🩷『当たり前の事がいかにありがたいものか分からせないと!』
佐久間の言葉が頭の中で過ぎる。
深澤に対してだけでなく、自分に対しての言葉だったかもしれない。
そして肝心の深澤本人といえば…
💜「ハハハハッ!! なべっそれはやべえって!笑」
何一つ変わらない。
争ってるわけでもないのに悔しい。
これはもう気づいてすらいないのでは?
💛「なんか…ムカつく」
🩷「思ったより強敵だったかぁぁ」
💛「強敵というよりただ鈍感野郎なだけかも」
🩷「どうする?阿部ちゃんあたり召喚する?」
💛「いや、これ以上どうにかしようとしてもムダな気がしてきた笑」
🩷「それが深澤って人間だからさ笑」
元々素でふわふわしてる奴だ。
嫉妬深い自分が振り回される覚悟くらい最初からしていたが、今回それを改めて痛感した。
先に好きなった時点で負けだったのかもしれない。
その後、メンバー全員で収録が終わりその日は全員が解散となった。
帰る準備をしてたら深澤が話しかけてきた。
💜「ひかるぅ〜明日オフだよね?」
💛「そうだよ、泊まりに来る?」
💜「そーしよっかな〜って」
💛「別にいいけど、外食べに行く?」
💜「いや、照ん家で飲みたいかなぁ」
💛「おっけー」
深澤から誘いが来るのは少し珍しい。
離れたところで様子を伺っていた佐久間は一人でつぶやいていた。
🩷「およ?…チャンス到来…?」
<岩本宅>
💜「ふぇぁ〜〜〜もう1本飲むぅ!」
💛「ふっかペースはやくない?潰れるよ?」
💜「んふ〜〜いいのぉ〜あひたおふらからぁ」
💛「明日オフ?ふっかなんか仕事入ってなかった?」
💜「ん、なんかね、りしゅけになったぁ」
💛「あぁ、リスケね」
つまり、明日は2人揃ってオフということだ。
数週ぶりの泊まりということもあり、岩本はあわよくばと思っていたが深澤の飲むペースとふにゃふにゃ加減をみると今日はおあずけかと思い始めていた。
💛「ふぁぁ…」
💜「む?ひかるねむい?」
💛「なんか…わかんないけど…ふぁぁ…」
💜「ねるならベッドでねなよぉ〜ほら立って立って」
あまり飲んでいないはずなのに急に瞼が重くなってきた。深澤にほぼ無理やり立たされて寝室まで歩かされる。
されるがままにベッドに横たわると眠気はさらに増していく。
💛「ん…ふぁぁ…」
💜「おこしたげるからとりあえずねなぁ?」
💛(スゥ…スゥ…)
💜「…おやすみぃひかる…ふふっ」
コメント
1件
うわぁ〜第4話もすごく良かったです…!😭💛💜 ふっかに「可愛い」を言いすぎて逆に慣れられちゃって、拗ねちゃうひかるの心境がもう愛おしすぎました…。佐久間さんの「押してダメなら引いてみろ作戦」めっちゃナイスアシスト笑 でも3週間も禁欲してるのにふっかが全然気づかなくて逆にムカつくってなるの、わかる〜ってなりました。鈍感なふっか可愛い…。 最後、ふっかにベッドに連れて行かれて「おやすみひかる」って言われるシーン、静かに甘くてキュンとしました…!前編からもうこんなに尊いのに、後編が楽しみすぎます🥹✨ 透子さん、素敵な物語をありがとうございます!続きも静かに読ませていただきますね🌙