テラーノベル
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「んんんっ…………ひゃぁっ……っ……ううっ」
大きな窓越しに宝石を溢れさせたような東京の夜景と、瑠衣と侑の淫らな姿が朧げに重ねられ、彼は彼女を射抜いている。
鋭い眼差しを向けながら、瑠衣の首筋に唇を寄せ続ける侑は、これまで彼女が感じた事のなかった男の色香を滲ませていた。
「お前…………俺にやらしい事をされてる時、こんなに顔を卑猥に歪ませてるんだ。よく見ておけ」
言いながら侑の右手が胸の膨らみから脇腹、鼠蹊部へと這っていき、ショーツの中へ滑り込む。
とろみのある甘露で、しとどになっている瑠衣の秘部。
無骨な指先がショーツを下にずらした後、陰裂に侵入させ、プックリと膨れ上がった陰核に触れた。
「あんっ…………んあぁっ……はうっ」
指先で赤く充血した蕾に触れる度に、瑠衣の肢体がビクンと震えると、侑は嘲笑混じりに口元を微かに緩める。
「フンッ…………やらしい女……」
ニチュニチュと水音が響く中、花芯が愛液でヌルヌルになりながらも、侑の指先の律動が速さを増していき、胸を愛撫し続けている左手の動きは止まらない。
「あんっ……せっ…………せん……せっ…………ダメぇ……ダメダメぇ……んうっ……ああぁっ」
侑の身体にもたれるように背中を逸らし、双丘を突き出しながら喘ぐ瑠衣は、そろそろ達しそうになっていた。
「…………このままイけ」
「せんせっ…………ああぁんっ……っ…………はあぁっ……せんっせっ——」
瑠衣を愛撫する彼の指先の律動が強さと激しさを帯び、彼女は侑に導かれながら達し、そのまま床にへたり込んだ。
彼女の呼吸が弾み息を整えようとするが、うまくできない。
侑が回り込んで瑠衣の前にしゃがみ込み、蜜のように艶めいた媚液が付いた指先を彼女の目の前に突きつける。
「お前…………俺に可愛がられると、こんなに濡らすんだぞ?」
皮肉めいた笑みを湛え、侑は指先を見せつけるように瑠衣の前で舐めしゃぶった。
上着のポケットに入っていた避妊具を取り出し、パッケージを破り捨てると、侑は男根にそれを装着させ、瑠衣の身体を後ろから支えながら立たせた。
申し訳程度に肢体を覆っていた彼女のショーツとブラも引き剥がし、床に落としていく。
「今夜は…………東京の夜景を見ながら、贅沢なセックスといくか」
侑の笑みが卑しさを漂わせながら、窓ガラスに映り込んでいるのが見えた。
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