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「窓に両手を突いて尻を突き出せ」
侑が背後から剛直を秘部に擦り、一気に肉槍を押し込むと、瑠衣の身体は容易にそれを受け入れた。
「あああぁぁぁっ」
侑の全てが埋め込まれると、屈んでいる瑠衣の上半身を起こして抱きしめ、胸の膨らみを荒々しく揉み上げた。
時折、指先で硬くなった乳首を弾いて捏ね回し、侑の掌の中で、柔らかな乳房が卑猥に形を変えていく。
彼は瑠衣の首筋に唇を這わせるのが好きなのか、身体が繋がっている状態でも白皙のそこに顔を寄せている。
「せ……せんせっ……い……」
ガラス越しに侑を懇願するように眼差しを向けた。
「何だ? もう突いて欲しいのか?」
侑が一度腰を引き、緩慢に大きく突き上げる。
「んあぁっ……っ…………ううぅっ」
彼の唇の口角が微かに上がり冷笑する侑に、大人の男の色気を感じた瑠衣は、鼓動が大きく弾けた。
(どうしよう……先生のこの表情…………好き……)
彼はまだ律動させずに、背後から身体を結びつけたまま、胸の膨らみを愛撫している。
美しい夜景を望める部屋でセックスしているせいなのか、ガラス越しに映っている瑠衣が自分ではないように感じ、後ろから抱きしめている侑が、艶っぽい男の人に見える。
(そう思うのも、今日はこんな素敵な部屋で……響野先生に抱かれているからかも……)
せっかく娼館の外に出て過ごす、侑と二人だけの特別な夜。
ならば今日だけは『娼婦の愛音』としてではなく、『九條瑠衣』として抱かれたい。
そんな欲が瑠衣からチラリと覗く。
「響野……せんせ……い……」
膣に嵌め込まれている剛直にもどかしさを感じながら、侑を呼んだ。
「…………何だ?」
「お願い……が…………あり……ま……す……」
「…………娼婦が客にお願いか。お前も偉くなったものだな」
言いながら彼は体重を掛けて腰を強く突く。
「んあぁぁっ……」
ガラス越しに映る侑の鋭利な眼差しに絡ませ、瑠衣は大きくフウっとため息を吐いた後、勇気を振り絞りながら言葉にした。