テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ご本人様には関係ありません。
❄︎••┈┈┈┈••❄︎••┈┈┈┈••❄︎
誰も動けないまま、時間だけがどんどん過ぎて行く。
ふと、視線をあげる。
ふっかと目があった。
「あ、えっと、」
ふっかが困ったように微笑む。
その表情に、胸が締め付けられる。
あ、だめだ。
このままだと_____
……しばらくここには来ないでおこう。
来てしまうと、ふっかを困惑させる。
俺はそこから2日間休みをもらい、2日間何もの食べられないまま、寝込んだ。
❄︎••┈┈┈┈••❄︎••┈┈┈┈••❄︎
3日後
「…おはようございます、」
楽屋に入る足が重い。
「あ、照おはよ」
「あ、そうだ、照さふっかのとこ行ってないでしょ?」
「…ぁ、うん。」
「行ってこいよ。今なら阿部ちゃんもいるし2人きりじゃないし。楽だろ?」
「……いや、いい。2日間も急に休みなんて貰ったのに、また仕事抜けるなんて申し訳ないし、」
「お前さ、ふっかを困らせたくないんだろ?なら、尚更行けよ。お前でしか思い出させれない事もあるんじゃねぇの?」
「っ、でも、」
「でもじゃねぇよ。彼氏だろ?ふっかの。なら、そばに居てやれよ。自分のこと忘れてたってさ、照がふっかのこと好きなのは変わりないんだから。」
「っ……」
「ほら、行った行った。まぁ、マネと涼太には俺から体調不良でーすって言っとくからさ。」
「ちょ、おい、翔太っ」
「あ、ちゃんとしっかり飯食えよ〜」
バタン!ガチャ
「翔太の奴、鍵閉めやがった……」
……翔太の言う通りだ。
俺はふっかを困らせるのが怖い。
でも、俺が行く事でふっかの記憶が戻るなら、
行きたい。
……行こう、ふっかに会いに。