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ユイカ
「、、私、、、、何で此処に居るの?」
ユイカ
「誰かを、、探していたような?」
とユイカが一人言っていると
???
「探していたのは彼だろ?」
ユイカ
「え?」
ユイカは声が聞こえる方を見るとそこには
環達とカイリがいた
ユイカ
「あら?、環じゃあない?」
環
「久しぶりだな?」
環
「良くも鏡に閉じ込めてくれたね?」
鏡夜
「それのせいで此方は鏡を出るのに時間が掛かったんたが?」
光
「そうそう!閉じ込めるのは殿だけにしてよね!」
馨
「そうそう!殿だけね!」
環
「な!、お前達!ひどいではないか!」
ユイカ
「ふふ、面白い事言うのね?」
ユイカ
「それと、彼?って?、、環の隣にいる彼かしら?」
とユイカがカイリを見て言うとカイリは言った
カイリ
「ユイカ!俺だ!カイリだ!覚えるか!?」
カイリ
「俺!、、お前と仲直りしたくて!」
ユイカ
「仲直り?、、私貴方の事知らないわ」
ユイカ
「誰かと勘違いしてるの?」
カイリ
「そ、そんな!」
ユイカ
「まぁ、いいわ、、環」
ジャアン
ユイカ
「最後の戦いをしましょ?」
環
「わかった、、」
と言うと環は陸から小刀を返してもらい構えた
馨
「犬ー、猫ー、陸達のガードよろしく」
犬
「は、畏まりました」
猫
「へいへい」
そして、、
環とユイカの最後の戦いが始まった
ユイカ
「ふふ、消えなさい!」
環
「消えるのはお前のほうだ!」
と両方が言うとユイカと環は攻撃をしあった
馨
「これは、凄いや」
光
「殿と互角だね」
モリ
「互角と言うことは、、どちらかが倒れるまで終わらない」
ハニー
「そうだね、、きょーちゃんはこの戦いどう見る?」
とハニーが聞くと鏡夜は言った
鏡夜
「そうですね、、、、環が勝つでしょうね」
時
「は?、何でだ?」
鏡夜
「見てればわかる」
と言っているとユイカが落ちてきた
バン!
ユイカ
「うっ、、!」
環
「、、なかなかやるな?、、けどもう終わりだ」
ユイカ
「っ!、まだよ!」
とユイカが武器を拳銃にかえた
馨
「あ!、あの拳銃!」
光
「猫を打ったやつ!」
猫
「五番!六番!黙れ!」
ユイカ
「フフ!、消えなさい!」
ユイカは環に向けて銃口を向けて引きがねを引こうとした
だが、環は銃口を向けられても全く動かなかった
ユイカ
「あら?、消える覚悟が出来たの?」
ユイカ
「ずいぶんと潔いわね?」
環
「潔い?、君は分かってる居ないね?」
環
「どうして、俺が潔いよいのか」
と環が言うと白杖代がユイカとカイリを包んだ
ユイカ
「っ!、何よ、これ!」
カイリ
「え!?、環さん!?何、、」
環
「ここからはカイリ、キミの時間だ、、」
環
「ちゃんと、話してね?」
と環が言うと二人は消えた
馨
「殿ってば、本当にお人好しー」
光
「ユイカとカイリを仲直りさせたいんでしょどうせを」
ハニー
「けど、二人仲直り出来ると良いね!」
モリ
「そうだな、、」
鏡夜
「ですね」
と話していると陸が鏡夜に聞いた
陸
「あの、鏡夜さん」
鏡夜
「何だ?、未来を連れてくるなら連れてくるが?」
陸
「鏡夜さん、エスパーですか?、、お願いします」
と陸が言うと鏡夜は黒杖代に未来を連れてこいと命令すると、黒杖代がクルリと回り
そして、中から未来が出てきた
未来
「わぁ!!」
陸
「未来!」
未来
「あれ?、お兄ちゃん?何で此処に?」
と未来が聞くと陸がこれまでの話しをした
陸
「って、訳だ、今はユイカ達待ちだ」
未来
「なるほどー」
と未来言うと陸があることに気付いた
陸
「は?、待て未来何持ってんだ?」
陸は未来が左手に持っている物について聞くと未来は笑顔で言った
未来
「え?、ダイナマイト?」
陸
「捨てろ!」
時
「っか!何でダイナマイト持ってんだよ!」
未来
「え?、黒杖代から貰ったのー」
猫
「おいごら!黒杖代!未来に何渡してんだドアホ!」
と猫が言うと鏡夜が猫を殴った
ガシ!
猫
「いっだ!何すんだ!副首魁!」
鏡夜
「ほぉー?、俺にこうされる何か覚えて居ないと?」
猫
「は?、、、、あ」
鏡夜
「思い出したようだな?」
未来
「黒杖代、、鏡夜お兄ちゃんに言い付けたんだね、、」
陸
「は?、何を?」
未来
「聞かない方が良いよ、、、」
と陸達が話していると環が言った
環
「それより、ユイカ達がそろそろ帰ってくるよ」
空
「は?、何で分かるんだ?」
環
「ふふ、勘だよ」
空
「勘ですか、、」
と空が言うと白杖代が現れ
ユイカ達が現れた
環
「お帰り、、どうやら仲直り出来た見たいだね」
ユイカ
「うん、、」
カイリ
「はい」
二人は手を繋いでおり、仲直りが出来たようだ
カイリ
「これで、俺達は成仏出来ます」
ユイカ
「迷惑かけてごめんなさい」
未来
「良いよ!、仲直りできて良かったね!」
犬
「良かったの」
ユイカ
「っ、うん!」
と話しているとハルヒが環に聞いた
ハルヒ
「あの、環先輩」
環
「ん?、何、ハルヒ?」
ハルヒ
「ユイカ達の件は終わりましたけど、、自分達はどうやって帰るんですか?」
光
「あ、そうじゃん!どうすんの!」
馨
「また、時空間の歪み発生させるの?」
と馨達が言うと環は言った
環
「大丈夫だ、時空間の歪みを発生させずに帰れる方があるだろうが」
空
「はて、、、」
未来
「あるっけ?」
と未来達が考えていると陸が思い出した
陸
「あ、、、あるわ」
ハルヒ
「え?、陸分かるの?」
未来
「お兄ちゃん!教えてよ!」
と未来が言うと陸は教えた
陸
「ハルヒさん達、此処にいるじゃあないですか時空間を自由に動ける奴が」
陸が言うと光達は猫を見た
猫
「だと、思ったよ、、時空間って聞いて思ったよ!」
馨
「猫!、時空間を越える事が出来る怪異!」
光
「すっかり忘れてた!」
時
「そいや、そうだったなー笑笑」
空
「そうであったな、、」
鏡夜
「最近、力の使ってないから忘れていたな」
猫
「許さん!」
環
「はいはい、猫早く初めてくれ」
と環が言うと猫は元の姿に戻り時空間をあける呪文を唱えた
猫
『開け開け、我が力の理よ』
猫
『この時空間の理よ』
猫
『我らの時空間を開け!』
と猫が言うと環達がいる場所に紋章が現れた
そして、猫がいる所にドアが現れ猫が言った
猫
「このドア通れば元の世界だぜー」
モリ
「そうか、、、」
ハニー
「なら、早く帰ろうよ!」
陸
「はい」
鏡夜
「さて、開けるか」
と言って鏡夜がドアが開けた
ドアを開けた先は陸達が最後にいた場所
桜蘭の屋上だった
未来
「あ!、此処未来達が最後にいた所だ!」
犬
「と言う事は帰ってこれたと言うことじゃあな」
光
「猫!流石!」
馨
「初めて、お前の力役にたったな!」
猫
「何が初めてだ!、ムカつくな!」
未来
「まぁまぁ、無事に帰ってこれたってことでも良いじゃん!」
ハニー
「そうだよ、帰ってこれたってだけでも嬉しいよ!」
猫
「だろ!少しは褒めろや!」
ユイカ
「ふふ、面白い人たちだね」
カイリ
「だね」
とユイカ達が言うとユイカ達の姿がだんだんと薄くなって行った
陸
「!、ユイカ達の体が薄くなってる!」
猫
「どうやら、ユイカとカイリの未練が無くなった事で成仏してるんだろうよ」
犬
「お別れですな」
ユイカ
「そうみたい、、、」
カイリ
「けど、仲直り出来ただけでも良かったです」
ユイカ
「うん、もう未練はないよ」
とユイカ達が言うと未来と陸がお互いに顔を見て言った
陸
「良いよな?」
未来
「うん!」
と陸達が言うとユイカ達に陸達が何かを渡した
陸
「これ、あげますよ」
ユイカ
「え?、、これは、、」
カイリ
「貝殻のネックレス?」
未来
「うん!、お兄ちゃんと一緒に作ったの!」
陸
「成仏するんですよね?、だったら記念にあげます」
ユイカ
「け、けど!貰ったらダメじゃあ!」
とユイカが聞くと環が言った
環
「大丈夫だよ、成仏する霊に物をあげては行けないって言うルール無いしね」
環
「それに、、転生したあとに何かしらの縁でそのネックレスがユイカ達の元に来るかも知れないよ」
カイリ
「そうですか、、、ありがたく貰っておきますね」
陸
「はい、どうぞ」
と話しているうちにユイカ達の体はもう消え掛かっている
それに気付いた陸と未来はユイカ達に言った
陸、未来
「「もう、二度と絶交したらダメだからね!」」
陸、未来
「「また、会おうね!」」
と陸達が言うとユイカ達は頷き
そして、、、小さな鳥となって飛んで言った
まるで、自分達の求める場所に行くかのように、、、
未来
「行っちゃた、、」
未来
「また、会えるかな?」
と未来が言うと環が言った
環
「会えるよ、、必ず、、だから待ってようか、、二人が再び来るのをね」
陸
「はい、、そうですね、、待ってましょうか、、」
と陸が言うと
???
「あ!、見つけたぞ!お前達!」
???
「どこ行ってたんだよ!」
環
「あれ?、、この声は、、、」
と環達が声の聞こえる方を見ると
そこには、、源優がいた
勿論、此方の世界のだ
陸
「優さん!」
優
「お!、陸達も居たのか!探したぜ?!」
未来
「そんなに慌ててどうしたの?何かあったの?」
と未来が聞くと優が怒りながら言った
優
「合ったも何も!、突然怪異達が暴れだすわ!境界が歪むわ!人間を襲いだすわ!喧嘩が勃発するわ!の連続だ!」
優
「しかも!、もっけ達が凄い沢山の物を盗むわ!で桜蘭の生徒と先生か大混乱だ!」
陸
「ちょ!、それヤバイ!」
光
「早く止めないと!」
馨
「それより境界の歪む直ししないと!」
ハルヒ
「あと!、襲いを止めないと!」
とハルヒ達が言うと環が言った
環
「よ、よし!」
環
「まず、始めに怪異達を止めるぞ!」
環
「そして、あとは歪む直し!等だ!」
鏡夜
「たく、、忙しくなるぞ、、」
猫
「あはは、、俺達もな、、」
時
「はぁー、、やりたくねぇー」
犬
「ほほ、、やりますぞ」
空
「ですな」
環
「さて、、仕事を始めようか、、」
と言って環達は七不思議の仕事を始めるために歩きだした
最終章終わり
続く