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みぅ🤍🥀です〜 第38話読みました…!もう、冒頭から甘さがギュッと詰まってて、胸がきゅんきゅんしました🥀 「二回だろ?」からの「もう一回分忘れてる」ってやり取りで、彼の知らないうちにされてたキスがあったんだって気づく感じ、すごく好きです。 エレベーターの中での強引なキス、でもそこに隠れてるのは「忘れないでほしい」っていう彼の想いなんだよね…。 泣き顔を見られて「バーカ、かわいいって言ってんだよ」って言いながらほっぺにキスするところ、完全にやられました。 まいってるって言いながら、ちゃんと甘やかしてくれるの、ずるいです。 蒼乃さんの紡ぐ言葉の一つ一つが、作品の世界を深くしてて、読んでて胸があったかくなりました。 続きも心待ちにしてます💞
マンションの地下駐車場へ車を入れると、降りてきたエレベーターを待って最上階へと上がった。
上昇するエレベーターの中で──
「……キスって、あの時何回したか憶えてますか?」
ふと思い出して尋ねた。
「二回だろ?」彼が即答をして、「部屋で一回と、帰る前に一回」そう付け加えた。
「違うから……」と、返して、「……もう一回分、忘れてるし……」ちょっとだけ責めるような上目な視線を、彼へ投げかけた。
「……もう一回分?」鷹騰社長が考え込むように呟いて、「あ、もしかして俺は……このエレベーターの中でも、おまえにキスしたのか?」と、私の顔を見返した。
こくっと頷く私に、
「……。……どれだけ、俺は……」
と、彼が言葉を詰まらせる。
「どれだけ、俺は……って?」その先に何を言おうとしたのかが気になった。
「どれだけ俺は、おまえにキスしたかったんだって」
あまりにダイレクトに言われて、一気にボッと顔が赤くなる。
「ほんとエレベーターでも急にキスしてくるとか、どれだけ強引で……」
恥ずかしさのあまりちょっと口を尖らせてぼそぼそと言うと、
「……強引って、こんな風にか?」
不意討ちで片腕に抱き込まれ、赤らむ顔が力ずくで引き寄せられるや、いきなりに唇が奪われた──。
「だから強引すぎるから、少しは気にしてって言うそばから……!」
抱かれた腕の中で、両手で彼の胸を押し返そうとするのを、
「さっきも言っただろ?」と、さらにグッと腰が抱き寄せられる。
「さっきって、何を……っ」
最後まで言う間もなく、顎が捕らえられ、
「俺は、気になってもいない女にキスなんてしないって。
したいからするだけで、気にするくらいなら最初からキスなんてしない」
唇がぶつかるような荒々しい激しさで、口づけが重ねられる。
「おまえだって、俺のキスが嫌じゃないと言ってただろ?」
彼の顔が傾けられるとキスがより深くなって、口を開けろとばかりに舌先が口の端から割り込んだ。
「ん……そんなっ……の、覚えてなくてもいいのに……っ」
逃れられないような彼の熱量に、息が詰まりそうになる。
「……忘れられなかったんだろう? おまえも」
鋭くも艶っぽい男の色香に満ちた彼の眼差しから、目が離せなくなる。
「忘れないでいろよな…俺を」
「忘れるわけなんて……」キスから解かれうつむいた顔が、
「言えよ、最後まで」指一本で仰のかされ、「……ん?」と、軽く口づけられる。
「忘れられるわけ、ないじゃない……」
口にすると、ずっと秘めてきた想いが切ないまでに胸を込み上げて、涙がこぼれた。
「……すぐ泣くのな、おまえ」
「泣いてないもの……」目をぐしぐしとこする私に、
「おまえに会う時って、泣いてばかりだな……」彼がふと呟いて、「俺もおまえの泣き顔には、いい加減まいってるよ……」ふん……と、鼻の先で笑う。
「……どうせ、泣いてばっかで、かわいくないし」
ふんだ……と言い返して、ぷぅーっと頬を膨らませると、
「バーカ、かわいいって言ってんだよ」と、ほっぺたにちゅっと唇が寄せられた……。
R
23
#執着
さぶれ
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