船からクラーケンがいなくなり、ソフィアさんと船内で話していた。
アーサー「それにしてもソフィアさんの魔法凄かったです。」
ソフィア「ありがとう、いつかアーサー君も出来るよ。」
アーサー「そうですかね?自分はまだまだですよ。」
ソフィア「そんなことないよ、私も最初からあんな魔法を使えたわけじゃない。頑張ったから出来るの。」
アーサー「努力するのが一番ですね。」
ソフィア「そういうこと。私が魔法を教えてあげれることは教えたいんだけど、私が振り回してしまいそうでちょっと…ねぇ。」
アーサー「全然気にしないでください。むしろ振り回された方が記憶が戻りやすくないですかね?」
ソフィア「そういえば、記憶喪失だったね。そういうことなら、じゃあ着いて行こうかな。」
アーサー「こちらこそお願いします。」
ソフィア「お願いね。」
こうしてソフィアさんと、旅することにした。
多分、長い付き合いになるだろう。
ソフィアさんみたいに早く強くならないと。
一緒に旅をすることにした、そう決めた直後汽笛が鳴った。
船が止まったのだ。
ソフィア「おっ、ついたかな?」
アーサー「ですかね。甲板にいきますか。」
ソフィア「そうしようか。」
会話を終え、僕たちは甲板に向かった。
甲板に出るとそこは建物が立ち並ぶ港だった。
アーサー「わぁ、凄いですねここ!」
ソフィア「そうだよね。ここは研究重視の国、私もよく訪れるわ。」
アーサー「錬金術師ですもんね。」
ソフィア「そうね、じゃあ降りましょうか。」
アーサー「そうですね。」
ディラン「おっ、お二人さん気をつけてな。」
アーサー「あっ、ディランさん!また会いましょう!」
ソフィア「またね、船長さん。」
ディラン「おうっ!」
こうして僕たちは船を降りた。
…
ディラン「あの二人、降りたぞ。こっちのお二人さん。」
???「船長さんありがとうございます、では。」
女性がお辞儀をし、歩き出そうとすると、男性に止められた
???「おいっ、何ついて行こうとしてるんだ。あんたはこっちだ!」
???「アーサー君が心配で…別にいいじゃないですか。」
女性は少しムッとしている
???「よくない。やるべき仕事が先だろ。あの仕事はさっきの若い子に任したんだろ?リサさんよ。」
リサ「でも…」
???「「でも」じゃない。この仕事やるのもあの子のためだろ?」
リサ「そうですね、分かりました。」
???「分かったらいいんだよ。」
リサ「ふふっ、なんだかお母さんみたいですね『アンドウ』さん。あっ、そういえば私お母さんいないんでした。」
アンドウ「急にぶっこむのやめてくれ、触れずらい。」
リサ「ふふっ、ごめんなさい。」
アンドウ「はぁ、しっかりしてくれよ。すまないな船長さん。こんなことに巻き込んじまって。」
ディラン「全然構わないぜ、旦那。」
リサ「ありがとうごさいました船長さん!で、アンドウさん次、どっちでしたっけ?」
アンドウ「こっちだろ。本当にしっかりしてくれ…」
リサ「ふふっ、ごめんなさい。」
アンドウとリサの二人はディランの元を去った
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