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私の服と下着、小学校の文化祭の荷物にまぎれて持って行かれたみたい。服を探して小学校を探索することになって、裸なのをボディペイントで誤魔化そうとしたけど、結局ばれちゃって。走って逃げようとしたんだけど……。
「お姉さん、裸で走っているよ」
「変なのぉ」
あぁ、やっぱりだめかぁ。私はその場にへたり込んだ。すると、小学生たちが寄ってきた。
「お姉さん、どうしたの? なんで裸で歩いてるの?」
「変質者? 露出狂?」
みんなは私を取り囲んだ。どうしよう。正直に言った方がいいのだろうか? でも、もし変態扱いされたら、すごく嫌だなぁ。「あ、あの、実は……」
私が話そうとすると、一人の男子児童が遮るようにしゃべり出した。
「もしかして、みんなに見られて興奮しているんじゃないの?」
「あははは、そっかぁ。そういう趣味があるんだぁ」
「ち、違いますっ! これは……」
「違わないよ。ほら、見てごらん」
と、一人の男の子が私の股間を指し示した。そこには、何かが光っていた。
「うわっ、お姉さんの、これ、なんか、濡れているよ!」
「や、止めてください! 見ないでくださいっ!!」
慌てて隠そうとした。けれど、遅かった。周りの子たちも集まってきて、まじまじと見つめてきた。
「お姉ちゃん、なんだか、へんなものが出ているよ」
「これは一体……」
「あはは、すげー!」
「ねえ、もっとよく見せて!」
「こ、来ないで……来ないで……」
私は泣き出してしまった。周りからはクスクス笑い声まで聞こえる。
「お姉ちゃん、泣いているぜ!」「裸だから寒いのかな? かわいそう!」
「ええー、そうなの? お姉ちゃん」
「うわっ、泣いたぞ!」(続く)