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佐藤愛を奴隷にすることに成功して、すっかり気を良くしていたMだったが、だからといって沙織ちゃんに復讐する計画が上手くいったわけではなかった。そもそも、愛ちゃんのときに上手くいったのは、都合のいい相手なら誰でもよかったからだ。特定の相手を狙うとなると、話はまったく変わってくる。しかたないので、Mは沙織ちゃんにする復讐の内容について、愛ちゃんを実験台にしていろいろ考えることにした。
「うぅっ、うぅん、うぅっ……」
Mの秘密基地では今日も、全裸に剥かれた愛ちゃんが鎖につながれていた。両手と両足を大きく広げたまま縛られていて、股間を隠すこともできず、ただ恥ずかしい部分を全てさらけ出す格好になっている。
そしてMは、家から持ってきた洗濯バサミを愛ちゃんの小さな胸やクリ・リスへと取り付けていった。この道具を使ったら愛ちゃんをどんなふうにいじめることができるかを考えるだけでワクワクして、つい時間をかけすぎてしまう。そうやって愛ちゃんの敏感な部分を責め続けると、そのたびにピクンッ、ピクンッと反応するから面白いのだ。
「そうだ!」
Mは愛ちゃんのク・トリスをはさんだ洗濯バサミに紐をつけ、それをひっぱってみた。すると、ピンッという音と共に愛ちゃんが大きく体を反らせた。
「あああっ!あぁ……あ……、」
Mによって何度も快楽を与えられ続けた結果、今ではもうちょっと触られただけでも感じるようになっている敏感な場所。そこをいきなり強く引っ張られるなんて耐えられなかったようで、愛ちゃんは大きく目を見開いて震えていた。それでも構わずグイグイとひっぱると、「あっ!痛いっ!痛いですぅ~」と言いながら愛ちゃんが激しく首を振った。
そんな彼女の姿を見ながらしばらく遊んでいるうちに、愛ちゃんはついにビクッ、ガクッ、ガクッ、っと大きく痙攣し始めて、その後すぐに気絶してしまった。どうやら刺激が強すぎたようだ。
Mとしてはまだまだ楽しみたかったのだが仕方がない。ただ、この遊びは使えそうだ。沙織ちゃんをつかまえたら、愛ちゃんとクリトリスをつないで、綱引きをさせよう、Mはそう考えた。
しかし、肝心の沙織ちゃんへの作戦が上手くいかない。愛ちゃんと同じように弱みを握って奴隷にしたかったのだが、彼女の周りにはいつも人がいて、とても近付けなかったのだ。こうなったら直接呼び出して襲おうかとも思ったが、Mが呼び出そうとすると、彼女は用事があるとか言って逃げていってしまうのだった。
そこでMは、使える怪物を増やすことにした。本当は時間を止める悪魔など、派手なのが欲しかったが、さすがにそこまでの怪物を作り出す力はMになかった。
Mが新しく呼び出したのは、鬼火(ウィル・オー・ウィスプ)と呼ばれる怪物だ。その能力は、人の感覚を狂わせ、道に迷わせたり、閉じ込めたり出来るというもので、代価は人を迷わせていたのと同じ時間、誰かを閉じ込める、というものだった。
この代価は能力を使わずに閉じ込めないといけないので、あまり効率のいい能力とは言えない。だが、閉じ込める人物は誰でもいいので、自分が閉じこもってもいいし、今のMには奴隷の愛ちゃんがいる。Mは、この鬼火を使って沙織ちゃんを上手く誘い出せないか、考えることにした。