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Mは新しく「鬼火」という怪物を手に入れた。鬼火は、人の感覚を狂わせ、道に迷わせたり、閉じ込めたり出来る。これで沙織ちゃんを秘密基地に誘いこむか、どこかに閉じ込めて二人っきりになれるはずだ、と考えた。そうすれば、淫魔の力で沙織ちゃんに恥かしいことをさせて、弱みを握ることが出来る。
ただ、淫魔を始めて使ったとき、見事に失敗して沙織ちゃんに恥をかかされてしまったことがある。そこで今回は万全を期して、沙織ちゃんに使う前に別の誰かで試すことにした。
Mの計画はこうだ。まず、邪魔が入らないように、放課後の女子トイレ前で、女の子が一人で来るのを待つ。誰か来たら、鬼火の力を使って感覚を惑わせ、トイレから遠ざける。さんざん迷わせて、おしっこが我慢できないくらいになったら、男子トイレに誘い込む。女の子はきっと、我慢できなくなってトイレの個室に入るだろうから、それを上から覗きこんで、さんざんからかってやるのだ。
計画を実行に移す日が来た。Mは教室の中でチャンスを待っていて、そのときついにやって来た。ちょうどいい女の子がトイレに向かっていったからだ。Mはそのあとをつけて行って、その瞬間を狙って行動を開始した。廊下には誰もいないし、下校している生徒の姿もない。今なら誰にも見られる心配がない。
Mは素早く行動した。まず、鬼火を呼び出してから、女の子の後を追いかけた。そして、トイレの直前で女の子の感覚を狂わせた。その子は、トイレに行くつもりで、その場をぐるぐるとまわり始めた。
「どうしよう……」
トイレの前で立ちつくしてしまった女の子を見て、Mはニヤリとした。続いてMは鬼火の力で女の子を男子トイレの方に誘導し、隠れて見ていた。
「あれ!?」
女の子はびっくりしたようだが、片手で股間を押さえている。トイレに行こうとしたところを長時間引き伸ばされたので、もう限界のようだ。内股になってモジモジしながら男子トイレの個室に入っていくのを確認すると、Mはすぐにあとを追った。あの女の子が用を足し始めるところを見ようと、トイレの壁によじのぼった。
「あれ~、なんで女の子が入ってるんだろう?」
「えっ……あっ……」
声をかけられて驚いた女の子はとっさに下着を穿こうとした。けれど、まさに放尿しようとした瞬間だったため、慌てふためいたせいでうまくいかない。なんとかパンツを上げたところで、便器の上に座り込んだ。それと同時に、勢いよくおしっこが出てきたのだが……。シャーッ!
「あぁー!」
突然、悲鳴をあげて泣き出してしまった女の子。それは無理もなかった。女の子は、用を足そうとした寸前だった上に、慌ててパンツを上げようとしたものだから、履きかけのパンツの中におしっこが流れ込んでしまったのだ。
「うわあああん!!」
あまりの出来事に取り乱してしまい、大声で泣いている。そんな様子をじっと見つめていたMだったが、女の子が完全に落ち着くまで待ってから話しかけた。
「ねぇ、大丈夫?君、何年生なの?」
「ひくっ……4年3組の……小宮山美紀ですぅ……」
まだ涙目の美紀ちゃんだが、質問されて素直に答えてくれた。
「へぇ~そうなんだ。じゃあさ、どうしてこんなところに居るの? ここ、男子トイレだよ?」
「そ、それは……」
「まさかとは思うけどさぁ、変態なの?」
「ち、違うもん!! わたしだって入りたくて入ったんじゃないもん!!」
「でも、ここは男子トイレだからね。女子トイレは隣にあるよ。普通、間違えないだろ」
「……」
黙ってしまった美紀ちゃんに、さらに問い詰める。
「やっぱりそうだよね。君は変態なんだろ?」
「ち、違うって言ってるじゃない!!」
顔を真っ赤にして怒っている美紀ちゃんだけど、内心では恥ずかしくて仕方がないはず。Mはさらに続けた。
「ほら、見てごらんよ。君のパンツの中。おしっこでびしょ濡れじゃないか。4年生なのにおもらしするなんて。みんなに言っちゃおうかな。小宮山美紀は、変態の、おもらし女だって」
「や、やめてぇ……」
美紀ちゃんの顔が青ざめていく。
「わかった。言わないからさ。その代わり、僕の言うこと聞いてくれるかい?」
「うん……何でも聞くから……お願い、誰にも言わないで……」
「いい子だね。約束どおり、秘密にするよ。それじゃ、まず服を脱いでもらうから。パンツも脱ぐんだよ。もちろん全部ね」
「え、えぇ!? こ、ここで?」
美紀ちゃんは戸惑っていたが、すぐに決心したようだ。ゆっくりと立ち上がって制服のリボンに手をかける。それからブラウスを外し、続いてスカート、そして靴下……そこまで来たときに手が止まってしまうが、「早く脱ぎなさい」と言われて震えながらパンティにも手をかけた。
美紀ちゃんはMの前で生まれたままの姿になった。小さな胸にはまだ毛が生えていない。下半身には薄く産毛が見えるだけ。つるつるの割れ目からはちょっぴりお豆が顔を出している。胸とお腹はくびれていて、腰回りの肉付きはいまいち。
「これでいいの……?」
恥ずかしそうにしている美紀ちゃん。
「よし、じゃあ次は、お外に行こうか。裸のまま付いてきてね」(続く)