TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する


━━━━━━━。


『〜ーー、…!!』

『、、!〜〜?』


好きなアニメ、5周目だ。

もうセリフも覚えてしまった。



部屋を出ると雨の音が響いていた。湿った空気が心地悪くて、すぐにクーラーの効いた部屋に戻った。


8月30日。

明日で夏休みが終わる。

授業か。

その前に夏休み明けテスト。


はあ、と小さくため息がこぼれた。


「お姉ちゃーん」

部屋の外から妃奈乃の声が聞こえ、返事をするとドアを開け中を覗いてきた。

「お姉ちゃん、ネクタイ持ってたよね?」

「ネクタイ?うん、持ってるよ」

「しばらく貸してくれない、、?リボンなくしちゃって、、」

妃奈乃の中学に私も通っていたが、リボンやネクタイに指定はなく自由だった。

「いいよ、ネクタイでいいの?リボンの方がいいならそっち貸すよ」

「え、いいの!お姉ちゃんの高校のリボンかわいいから憧れてたの、、!」

「制服結構評判いいよ。ちょっと待って」


タンスを開き、カッターシャツの襟を確認したが、リボンはついていなかった。鞄の中も見たが入っていなかった。



あ、部室に忘れたかも。


昨日部活の帰り、リボンつけずに帰ってきたっけ。鞄にも入れてないなら部室だろう。


「ごめん、リボン学校に忘れてきちゃったから今から取りに行ってくるね」

「あ、え、わざわざ!?いいよ明後日はなんとかする!」

「ううん、今日暇だし。明後日集会で必要でしょ、行ってくるよ」

「ほんと、、?ありがとう、、あ、今雨降ってるから止んでからの方がいいよ!夕方から止むみたいだから」

「わかった、ありがとね」

loading

この作品はいかがでしたか?

47

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚