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#同性愛
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あらすじ
中学の教室で、ナナカは言葉だけでクラスメイトを「悪者」に仕立て上げていく。疑い、確信、共有という三拍子の流れで空気を固定され、一度標的になった者は何をしても悪いとみなされる。靴を踏まれても文句を言えなくなった生徒、笑っただけで嘲りと決めつけられた生徒、無関係な出来事の責任を押し付けられた生徒。やがて彼らは互いに疑い合い、以前の被害者が新たな加害者へと変わっていく。誰も止められず、誰も逆らえないまま、教室は静かに歪んでいく。ナナカの言葉は消えても、「悪者だった記憶」だけが残り、生徒たちはそれを否定することも、なかったことにすることもできずに日常へ戻っていく。