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トリスタがサバイバーになった話。

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トリスタがサバイバーになった話。

15 - 第15話 (自慰行為注意)

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2022年01月25日

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緊急事態発生だ。

アイツが…あのサバイバーが僕とトリスタの仲に割り入ってきてしまった。

何で儀式に参加できたんだ?

僕は犯人はアイツしかいないと確信し、急いでその場所へ行った。



「エンティティ!!」



《おお、待っていたぞ》



黒い霧と蜘蛛のような腕が僕の目の前に現れる。


「何であのサバイバーが儀式に来た!?もう少しで彼を殺せそうだったのに!!」



《彼女にはあの儀式のスパイスになってもらったまでだ。》



「何故そんなことをした!トリスタを殺せば、あなたは彼をキラーに戻すんだろ!?」



《確かにそうだが、生憎私は強欲でな。お前がアイツを犯して殺すのを見るよりは、獲物が一度奪われてしまい、貴様がさらに狂うのを見たいんだ。まぁ今回だけだから安心しろ。》



そういいながらエンティティは笑う。

やはり邪神は邪神だ。

僕とトリスタの仲を邪魔する分けがないと薄々思っていたが…あんなタイミングでされるとは…。



《まぁいいじゃないか。これでまた、トリックスターをどうやって殺すか計画を立てられるぞ。》



確かにそうだ。

そうだな…また計画を練ればいいんだ。

そして次はトリスタの前であの女を殺そう。



「…嗚呼。ありがとう、エンティティ」



《ははっ、いつでも頼れ。歓迎するぞ。》



全く嬉しくない言葉だった。

誰がコイツなんかに頼るか。

僕はキラー達のいる場所に戻り、自室ではなく、トリスタの部屋に入った。

彼の部屋は僕の部屋と大違いで、

ベッドは綺麗だし、壁紙も所々破けてたり染みがあったりしない。

僕は倒れるように彼のベッドに体を沈めると、枕からうっすらとトリスタの匂いがした。

甘いミルクのようなシャンプー匂いと、

彼がいつも着けている『ホワイトムスク』という香水の匂いが枕に残っていた。


「トリスタ…」


僕は彼の枕を抱き締める。

と同時に、下腹部に違和感を覚えた。


「ん?…あ」


まさか彼の匂いを嗅ぐだけで大きくなってしまうとは…。

僕は相当彼の事が大好きなんだ。


「トリスタ…っトリスタぁ…」

彼の名前を枕に圧し殺しながら甘く囁き、僕のソレをいじる。


「あっ、あっ…」


腰をガクガクと震わせながら、

トリスタの中に出した液体と同じものが僕の手に飛び散る。

生暖かくて、生臭い。

でもこれを彼の中に出したと想像する度、また興奮してしまう。


「ぁ…また元気になった…」


僕の夜はまだまだ続いた。

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