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「…………瑠衣。俺を…………見ろ……」
侑が唇を離し、瑠衣に呼び掛けると、彼女は羞恥心でいっぱいなのか俯いたまま。
おずおずと顔を上げると、余裕を失っている面差しの侑が色を纏わせながら彼女に視線を突き刺している。
「…………俺の眼差しは……お前だけのものだ。瑠衣の眼差しは…………俺だけのものだっ……」
瑠衣が筋肉質の身体に腕を回しながら、侑を見つめ続ける。
彼の律動が徐々にスピードと強さ、激しさを増していき、瑠衣の表情が愉悦に蕩けた。
膣内を激しく擦り上げる肉槍に、身体の最深部から甘い疼きが身体中に広がり、色白の首筋が晒されていくと、侑は顔を埋めて甘噛みした。
「ああぁっ……んっ…………あうっ……」
完熟しそうな白皙の乳房を上下に揺らし、襲い掛かる享楽に耐えながらも、侑の身体を抱きしめた。
広い背中に電流のような快感が迸り、侑の律動が更に激しさを帯びてくると、膣内の肉襞が彼の男根をキュウキュウに締め上げてきた。
瑠衣の中の肉波が、侑の剛直をきつく抱きしめて離そうとしない。
「っ…………くっ……」
「ああっ……あっ……あっ…………あうっ……んんんっ……」
喘ぎながらも、愛おしい男の表情を捉えようとする瑠衣に、侑が彼女を射抜きながら腰を突き上げた。
結び合った部分からは、グチュグチュと淫猥な水音と侑の弾んだ息遣い、瑠衣の嬌声だけが漂い続け、彼も彼女も悦楽の頂点から解き放たれようとしていた。
「せんせ……ああぁっ…………はうっ……もう……だめぇっ……」
瑠衣の身体が伸び上がり、背中が弓形に撓らせながら天を仰ぐ。
「ぐっ……っ……」
顔を上げ、泣き崩れたような瑠衣の目尻から涙が頬へ伝うと、小さな身体は硬直しながら小刻みに震わせている。
「せん……せ……っ…………あい……し…………てるっ——」
愛を伝えながら絶頂を迎えた瑠衣は、肢体を弛緩させて筋肉質の胸板にしなだれ掛かると、侑が彼女を強く引き寄せた。