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古流斬
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チタコロ
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第二章 七つ大罪編
第三十六話「生かされた罪」
黒い霧の中。
意識を失っていた怠惰は、ゆっくりと目を覚ました。
「……ここは。」
周囲は何も見えない暗闇。
体は思うように動かず、能力「停止」も発動しない。
「力が……入らない。」
その時、足音が静かに響く。
コツ……コツ……。
闇の奥から色欲が姿を現した。
「目が覚めたのね。」
怠惰は苦笑する。
「殺さなかったのか。」
色欲は小さく笑った。
「殺す価値もないわ。」
「でも、まだ利用価値はある。」
怠惰は目を閉じる。
「結局……駒か。」
色欲は冷たく言い放つ。
「七つ大罪に必要なのは強者だけ。」
「弱ったあなたは前線には不要。」
「だから、ここでしばらく眠っていて。」
黒い鎖が怠惰の両腕と両足を拘束する。
怠惰は抵抗しようとするが、体は動かない。
「……めんどくさい。」
それだけ言うと、静かに力を抜いた。
一方その頃――。
西地区ではケイトたちが戦場を見回していた。
「怠惰の姿がない……。」
ネイトが辺りを調べる。
「死体も残っていません。」
ラントは険しい表情で空を見上げた。
「嫌な予感がする。」
ケイトは拳を握る。
「まだ終わってない。」
「七つ大罪は、何かを隠している。」
その頃、異空間では古流斬と暴食の激戦が続いていた。
拘束された怠惰は暗闇の中で静かにつぶやく。
「……もし、もう一度外へ出られるなら。」
「今度は……。」
その言葉は闇に消え、答える者はいなかった。
――第三十六話「生かされた罪」 完
コメント
1件
読んだ読んだ〜第36話!😭✨ 色欲の冷たさがめっちゃ刺さった…「♡♡♡価値もない」って言い放つとこ、怖いけどキャラ立ってて好き。でも何より気になるのは、拘束されたままの怠惰が「今度は…」って言いかけて終わるとこ!それだよそれ!!続きが気になりすぎて明日学校で上の空になる自信あるわ笑 古流斬さん、毎回エモさと緊張感のバランス絶妙すぎてズルいっす…!!次の更新も全力待機してます🌸