テラーノベル
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今日も朝が来るよ
71
あ
1
10
ねる
46
この実験は、あの水溶液が大量に必要になる。
だからこの実験がもっとスムーズにできるように
ならなくちゃいけないことが重要……なんだけど、
なかなかに成功していない。
もう何十回、何百回と試し続けているが、
うまくいかない。…うまくいかない。
ずーんと気が沈んでいたらダメだと思い直し、
頭をブンブンと振る。
そのときに薬品の入った試験管を落としそうになったが、
持ち前の脊髄反射でなんとか姿勢を立て直す。
替えはいくらでもきくのだが、怪我してしまうと
実験ができなくなる場合があるため、
こんなことでケガをするわけにはいかない。
あの子を喜ばすには こうするしかないんだからさ
コメント
2件
やっと、プロローグII みたいな序盤が終わったので、歌詞入りできます……。
第5話、読み終えました。実験の反復と失敗の描写が非常にリアルで、地道な努力の積み重ねが伝わってきました。「ずーんと気が沈んでいたらダメだ」と自分を奮い立たせる姿に、思わず応援したくなります。最後の「あの子を喜ばすには こうするしかないんだからさ」という一文で、全ての行動に確かな動機があることが分かり、設定の奥行きを感じられました。この「あの子」が誰なのか、続きが気になります。