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「此方だ。付いてこい」
愛に言われるがままに、iоと、独華、姉さん、アメリカ、未だにピッツァを食べてるイタ王さんがついて行ったんね。
「と言うかさ、何で愛と此奴が一緒に来てたんだ?」
移動中、独華がアメリカのことを指差しながらそんな事を言ったんね。
「此奴は偶々、先斗町に居たからちょうど良いと思ってな。私は勘だ。自分の仲間達に何か大きな変化が起きそうな気がしてな。勿論、良い方の、な」
愛は又、アメリカを指差しながら、前も見せてくたあの頼もしい笑顔を向けて話してくれたんね。
「愛華サン?ちょうど良いって何?」
アメリカが何故か少し低姿勢で愛に尋ねたね。
「何かあれば盾にできるかと、、、、、、」
真面目な顔をして愛はそう言ったんね。
「間違えた。お前がそのまま放置していれば五月縄そうだったからだ」
愛は、しっかり、「間違えた」って言ってるんね。きっと、盾にできると思ったのが本音なんね。うるさそうなのも本当なんだろうけど、半分は建前で言ってるんね。
「何の盾にするんだよ!?」
アメリカは驚いてなのか、大きな声を出したんね。
「黙れ。矢張り貴様は五月縄いし、直ぐ祖国様にちょっかい掛けるし、チャラいし、顔面がう るさいから嫌いだ」
愛、やっぱり、すんごくアメリカの事嫌ってるんね。すんごい悪口の嵐なんね。
「初めの二つはごめん。でもさ!残りのニつは悪くなくない?!そうじゃなきゃ俺じゃ無いだろ!」
アメリカも一応はうるさい事を理解してたみたいなんね。
「だ・ま・れ」
愛がそう言った瞬間、目の前を独華が手で覆ったんね。どうしてなんね?
「Оh, sorry sorry」
今度はアメリカの英語が聞こえてきたんね。なんか、謝ってるんね。
「それでいい」
愛がそう言うと独華は手を退けてくれたんね。愛の腰に差してる刀の位置がさっきより若干変わってるから、鞘ごと取り出したんね?
そんなこんなで、iо達は愛の所有してる道場に到着したんね。