渡辺side
渡「ん、失礼しまーす、」
一心に問題を解いている流亜と出会った。
横から覗き込むと、目の下にクマが出来ていた。
渡「……寝ろ」
流「え、?」
渡「昨日の夜何してた?」
流「え、勉強…」
渡「頑張りすぎ。これから7時間あるんだよ?寝て」
流「え、あ、はい…」
渡「俺は本でも読んでるから。」
俺最近本読むのハマってんだよね。(事実です by主)
読み終わって、ふっと視線を横に映す。
よほど疲れていたのか、寝息をたてていた。
横向きに寝ていて、眼鏡が引っかかって痛そうだった。
そっとメガネを外し、机に置く。
視線を戻した瞬間、俺は息を呑んだ。
渡「っ、?」
マジ、何なん、だよ…
かわい、すぎ、だろ…
メガネで隠していた目は大きくて、伏せられた眉毛は美しかった。
渡「なんなんだ、これ…」
長くて綺麗なまつ毛が開かれる。
流「っ、!」
急いでメガネをつけていた。
渡「もう、大丈夫なの?」
流「あ、はい、」
渡「じゃ、頑張って」
頭から、あの顔が離れなかった。
渡「涼太、」
宮「ん?」
渡「やばい、かも…」
宮「何があったの?笑」
渡「流亜ってやつ、」
宮「うん、」
渡「好き、かも…」
宮「え?」
渡「もう、わかんねぇけど、!」
宮「う、うん、」
渡「……あ、なんか、やっちまったな、みたいな」
宮「あ、そうなんだ、」
渡「うん、」
宮「翔太も恋したかぁ、笑」
渡「うん、笑」
宮「ん、じゃね、」
涼太がなんかよそよそしかった。
何が、あったんだろ、?
深澤side
ラスト、俺。
深「俺勉強できないんだよね、わら」
流「知ってますよ、笑」
深「2人の時だけ敬語なしにしようよ。2人の時だけね?わら」
流「頑張り、頑張る、」
かあい、
思わず口元がほころぶ。
深「俺何もできないし、恋の授業でもする?わら」
流「しないよ、理科やるの、!笑」
深「笑、」
横顔を見つめながら、時間が過ぎてく。
眼鏡をかけていても、輝いて見える。
これが恋なんだ。笑
気がつけばずっと見惚れっぱなし。
息を呑むほど、bearaty bearaty 、
見つめられるとおかしくなる___
想定外、無我夢中さ__
コメント
4件
こういうお話大好き...! 私もクラクラの歌詞パロ?みたいなやつ作ろうと思ってるんだけど、投稿してもいいかな、?(もちろん真似したとかじゃないよ、!)