テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
2件
私、ノベルかけないから尊敬すぎる…
こんにちは!主のかなぴーです🙌
第2話まで来てくださってありがとうございます!
このお話の主人公、
白石紬は「距離が近い」「笑顔が可愛い」
ただそれだけなのに、
なぜか周りの心を掴んでしまう女の子です。
本人は完全に無自覚。
悪気も計算もゼロ。
でもそのせいで――
御影玲王が、少しずつおかしくなっていきます笑
ぜひ、 玲王の感情の変化に注目して読んでみてください👀✨
第2話… 「それは、俺だけのはずだった」
朝の教室は、まだ完全に目覚めきっていない。
カーテン越しの光が、机の上を淡く照らしている。
mob「白石さん、おはよう~~」
紬「おはようございます ニコッ 」
名前を呼ばれて振り向いた紬は、
自然に一歩近づいた。
それだけで、
声をかけた男子は一瞬言葉を失う。
mob「……今日、数学のプリント出すんだよね?」
紬「はい。ここまででしたよね」
私はそう言って、
相手の机に身を乗り出す。
近い。
でも不思議と、相手逃げたいとは思わない。
むしろ――
ちゃんと見てくれている気がして、落ち着くんだ。
mob「ありがとう……‼︎」
紬「いえ」
柔らかく笑う。
その瞬間、
教室の空気が一瞬、静かになった。
(まただ)
斜め後ろの席で、
御影くんはその様子を見ていた。
玲王 (胸の奥が、きゅっとする)
玲王 (理由は分からない、なんでだ?)
玲王 (ただ、嫌だった)
休み時間。
私は女子数人に囲まれていた。
mob「白石さんってさ、話しやすいよね」
mob2「だよね‼︎紬ちゃんって喋りやすいよね」
紬「そうですか?」
mob「うん。なんか、安心する」
私は少し困ったように笑って、
紬「そう言ってもらえるなら、嬉しいです」
その距離も、やっぱり近い。
女子も、男子も、関係ない。
玲王(……なんなんだよ)
御影くんは突然に立ち上がっていた。
気づいた時には、
私の近くまで来ていた。
玲王「白石」
紬「御影くん…?」
名前を呼ばれた瞬間、
私の視線がまっすぐ御影くんに向く。
それだけで、
胸のざわつきが少し静まる。
紬「なにか用ですか?」
玲王「……いや」
言葉が、続かない。
玲王(俺、何しに来たんだ)
その時。
mob「白石さん、今日一緒に帰らない?」
後ろから別の男子が声をかけた。
私は一瞬驚いて、
それから、いつものように微笑んだ。
紬「 はい、大丈夫ですよ」
――その笑顔。
玲王の中で、
何かがはっきり切れた。
玲王(……ああ、そっか)
俺だけじゃない。
俺だけに向けられてるわけじゃない。
分かっていたはずなのに、
認めた瞬間、胸が痛んだ。
放課後。
廊下を歩く私の隣に、
御影くんは無言で並んでいた。
距離は近い。
でも、今までと違う。
紬「……御影くん」
玲王「なんだよ」
紬「今日、少し元気ないですね」
玲王 (心配そうに、 いつもと同じ距離で顔を覗き込む。 その無自覚さが、)
玲王 (どうしようもなく腹立たしい。)
玲王「白石」
紬「はい?」
玲王「お前さ」
一瞬、言葉を止める。
玲王「……誰にでも、ああなの?」
私少しだけ考えて、
首をかしげた。
紬「どういう意味でしょうか…?」
悪気なんて、ひとつもない。
玲王 (それが、余計にきつい。)
玲王「……そ…なんでもねぇよ」
玲王は視線を逸らした。
玲王(最悪だ)
近いのに、
心 は一気に遠くなった気がした。
――でも。
それでも、
離れたいとは思えなかった。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました!
第2話ではついに、
玲王が「俺だけじゃない」と気づいてしまいました……。
紬はいつも通り。
距離も笑顔も、何一つ変えていません。
変わったのは、
受け取る側の心だけ。
次回・第3話は、
玲王視点多めでお届けする予定です🔥
投稿遅くなりそうダッピ(保証)
「ここ好き!」「ちょっとここの感じ好きじゃないかも…」
感想もらえると私、めちゃくちゃ喜びます🙏💗
それでは、また次のお話で!
next↪︎300♡