俺は阿部ちゃんが好き。
最初はただの仲間意識だった。阿部ちゃんの優しさに触れるたびに、心が温かくなる。
それでも、あの笑顔や言葉が心に残るたびに、気づけばただの仲間ではなくなっていた。
💚「めめ、今日も頑張ろうね」
俺の肩をポンっと軽叩き、 阿部ちゃんが気軽に声をかけてくれた。
🖤「うん、頑張ろ」
俺は軽く返すが、心の中では胸が高鳴っていた。阿部ちゃんと一緒に過ごせる時間が増えていくたびに、想いがどんどん深くなっていく。
それなのに、俺はその気持ちを口にすることは出来なかった。男同士なんてって、引かれるのが怖かったから。
ある日、練習後の休憩時間、他のメンバーたちと話している阿部ちゃんを見かけた。その時、一瞬 胸が締め付けられる感じがした。
その中でも特に、舘さんと楽しそうにしている。
何を話しているのか気になり、俺は聞き耳を立てた。
💜「なぁ、阿部ちゃん。最近、舘さんとよく一緒にいるよな」
💚「確かに、最近よく舘さんと話すの多いかも。 」
阿部ちゃんは、嬉しそうにニコニコした表情を浮かべていた。
💚「最近は一緒にランチ行くことも多いよね」
❤️「うん、だね」
💜「いいなー、俺のことも誘えよなー 」
俺はその会話を聞きなぎら、心の中で自分を抑えきれない思いを感じていた。どうしてこんなに胸が苦しいんだろう。
阿部ちゃんと舘さんが楽しそうにしているのを見ると、心の中で嫉妬が湧き上がるのを抑えることが出来なくなった。
︎🤍「めめ、大丈夫?体調悪い?」
俺の様子がおかしいとラウールが気づいて、声をかけてくれた。
🖤 (もしかして顔に出てた?)
🖤「え?いや、大丈夫だよ。」
俺は慌てて笑顔を作るが、その笑顔はどこかぎこちない。
🖤 (顔に出さないようにしないと…)
最近はずっと阿部ちゃんのことしか考えられなくなった──。
続 ) )
コメント
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めめ顔に出ちゃうほど、嫉妬してたのかな?
わくわく