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学校に着くと周りがざわついていた。「どうしたんだろうな」
「なんだろ?」
わからなくて立っていると…
「きゃー!虎頭(ことう)様ぁぁぁ!」
「推していますわぁ!」
「おいおい、そんなざわつかれると照れるだろ?」
虎頭とやらはそいつらにウィンクをする。
「きゃーーーー!」
「なんだあいつは?」
「あれじゃない!テレビで見たことあるよ!確か霧島虎頭(きりしまことう)。そんなかっこよくないし興味ないなー。それなら、裕翔と叶くんとかのほうがかっこいいよ。」
「そうか?ありがとうな。莉愛。」
「さっさと教室に行こ。裕翔。」
「そうだな。」
無視して行こうとする時、ちらっと霧島虎頭がこちらを見てイラついた顔で見ていた。俺はそれを無視し教室へ向かった。
教室に向かうとそこにはもう叶璃がいた。
「お、叶くんじゃーんやほー」
「あ、莉愛さん。おはようございます。」
「学校ではその性格で行くんだね。」
「あの性格は寮だけのほうがなんかいいのでね。」
「へぇ、じゃあ私たち特別枠みたいな感じで嬉しいんだけど!」
叶璃と莉愛は楽しそうに話していた。その間、裕翔は机で寝ていた。
「…すー…すー…」
と、寝ていると急に『バンッ』と机が揺れる
「おい起きろ!!」
「な、なんだ!!」
「はは、あいつ馬鹿だなw」
「叶璃様にあんなこと言ったからよ。」
どうやら、昨日の叶璃に向けての発言で敵をどうやらいっぱい生んだらしい。
まぁ、差別化なんて何回も喰らっていたことだから今更なぁ…
「おい、お前!今日の昼焼きそばパン買ってこいよ!」
うわ、定番のやつ来ましたよ。はぁ…まったく
「なんで俺が買いに行かなきゃいけねぇんだよ。自分で買いに行けばよくない?」
反抗的な態度をとった俺は胸ぐらを掴まれる
「お前、調子乗ってんじゃねえよ。俺の能力ならお前を潰せるんだぞ?」
「そうか?で、なんだ?」
と、どんどん裕翔は煽る。
「いいだろう。お前を潰して永遠の子分にしてやろう。ありがたく思え。無能力者。」
「ちょっと叶くん!どうしよう!裕翔が!?」
「大丈夫だ。安心しろ。」
「安心しろって…裕翔は無能力者なんだよ!?」
「無能力者…いやあいつはその真逆の最強チート能力者だな」
「何を言って…」
「まぁ、ただ。周りに攻撃かかるとめんどいからな。それだけは防ぐぞ。
と、2人が話していると机をたたいてきたやつの能力の発動がかかる。
「能力発動…天炎!」
と、裕翔に攻撃をかかる。そうすると裕翔の周りには光と炎が群がる。
「裕翔!!!!」
「はは、天炎で生きてるのは見たことないそれも直だからな!」
と、炎と光が晴れる。そしてそこには
夜星裕翔がそこに立っていた。
「やべぇ、熱かった。あ、どうした?お前ら」
「あ、あ、あ、何故お前生きてる」
「はぁ?知らねえよ。能力が弱かったんじゃないのか?」
「お前!許さねえよ!」
と、もう1回攻撃がかかろうとする。それも物理攻撃で。
裕翔に攻撃がかかろうとすると、前に叶璃がいた。
「ちょっと、そんな争いをしても無駄ですよ。醜い争いを俺たちに見せないでください。」
「叶璃。俺は別に良かったんだ。お前が危ないだろ。」
「いいえ。俺はあの6人が興味がありライバル視をしており、そして『友達』なのです」
「お前なぁ…」
と、2人で話していると、
「栗原叶璃。覚えてろよ。」
と、負け犬のように席に座りにいった。
そして、誰からか見られている視線があった。
「さて、皆様も授業を受ける準備をしましょう」
という声でみんなも授業の準備が始まった。