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「おー!美優、誕生日おめでとう!」
「あ、ありがとう!なっちゃんの赤ちゃんのことばかり気になってて、同じ誕生日なのに、忘れるところだったわ。」
「29歳かあ〜」
「うわ〜ヤダもう20代最後かぁ」
「アラサーは、俺も同じだよな」
「洋平は、再会した時から30超えてたよね〜」
「出会った時は、まだ24だったよ。」
「そうだよね。若かったね」
「何?もう、オジさんって言いたいの?」
「ううん、若いパパだよ」
「だよね〜もうすぐ二児の父!」
「ふふ、嬉しそうで良かった」
「うん、嬉しいよ〜あ!美優、何か欲しい物ある?」
「う〜ん、特には…でも、次は男の子だから、男の子の服とか欲しい!」
「それは、ベビー用品でしょう?買えばいいよ。 美優の欲しい物は?」
「今は、洋服も入らないし…アクセサリーもつけられないし…う〜ん、ゆっくり眠る時間かなぁ〜」
「あーなるほどね。分かった!」
「何?分かった!って…」
「俺、今日、有休取ってるから…」
「えー!嘘でしょう?早く言ってよ。」
「ホント、ゆっくり寝てていいよ。ここちゃんの面倒は見るし、家事もする。」
「えー、そんなのもったいないよ、せっかく有休取ってくれたなら…一緒にどこか行きたい。平日の方が空いてるから…」
「そう?」
「うん」
「じゃあ、用意して、どこか行こう!」
「どこ行きたい?」
「公園行って、買い物」
「え?いつもと同じじゃん!」
「そうだけど、平日なら空いてるから、ゆっくり出来るもの。」
「そう?」
「うん、嬉しい」
「じゃあ、そうしようか?お天気もいいし…」
「うん、ここちゃん、パパとお出かけしよう!」
「パパ」
「うん、パパも一緒だよ〜」
心美も嬉しそうで、良かった。
先に、心美を遊ばせるために、公園へ行った。
平日でも、お休みのパパさんがいらっしゃる家族連れも…
「ホントだ、土日と違って空いてるね。」
「でしょう?買い物もだよ。」
「なるほど〜ここちゃん、順番待たずに滑り台に行けるよ〜オー!」
「オー!」
はしゃぎながら、2人で滑り台へ
初めて滑った時と違って、ここちゃんも慣れたものだ。
ただし…
「もう1回〜!」を連発する
「ふふふ、何度も大変でしょう?」
「大変だな…」
「もう、私は一緒に滑ってあげられないから、小さい公園でブランコとかで見てるしかないの」
「そっか〜ここちゃん、今日は、思い存分、滑っていいよ〜」
楽しそうで良かった。
でも、美優は、ふと、『明日からどうしよう…』と、思った。子どもに、『今日だけ!』なんて通用しない。きっと、明日も…「滑る!」って言うだろうな…
天気予報をチェック!予報では、明日は雨。
『雨でお休みって言うか…』と考えていた。
どうしても、雨の日は外に出るのが億劫になる。
車に乗れば買い物には行けるが、まだ、歩き出したばかりのここちゃんを連れて、自分も妊婦だし、やはりキツい。
重い物を持つな!と言われても無理な話だ。
もう、バーバを頼るしかないか…
今日は、良かった。洋平が居てくれて…
散々遊んで、疲れたのか、「そろそろ買い物に行こうか?」と、洋平。
「そうだね。」
ここちゃんも少し眠くなって来たのか、手が温かい。
「寝る前に、お昼ご飯食べよう」
ショッピングモールまで、車ですぐだったので、 着いてすぐにご飯を食べる。
洋平に抱っこされてる ここちゃん、嬉しそう。
「ここちゃん、おうどんがいいかも…」
と、うどん屋さんへ
今日は、パパと並んで椅子に座り、熱々のうどんを 子ども用のお椀に入れて冷ます洋平。
なんだか2人が微笑ましくて、写真を撮る美優。
「可愛い〜」
思わず笑みが溢れる
なんでもない日常が嬉しい。
ずっと外食も我慢してたもの…
お腹いっぱいになり、疲れたのもあり、
眠くなってきた ここちゃん
ベビー用ショッピングカートに乗せて寝かせる。
「今のうちに、欲しい物を買って!」と洋平に促される。
やはり、ベビー服に目が行く。
白や黄色やピンクはあるが、青い色の物がないので、 やはり、買うことにした。
「可愛い〜」
あとは、揃っているから、消耗品のお尻拭きや心美の紙パンツを買う。赤ちゃんのは、また近づいてからにしよう。紙おむつの保管場所がない。
「ね〜ベビー用品ももちろん持つけど、美優の物を買ったら?」
「う〜ん…」悩んでいたら…
洋平が「美優!コレは?」と、腕時計を見る。
「お揃いのを持ってるからいい。」
「じゃあコレは?引っかからない平らなダイヤだって…」と、ネックレスを見る。
「ううん、そんなに高いのを買うなら、スチーマーの方が嬉しいかも…」
「スチーマー?」
「うん、最近お肌のお手入れもちゃんと出来ないから、乾燥しちゃって…加湿器みたいだけど、置いて顔に当てるの。でも、少しお高いから…」
「いいよ、それにしよう!家電屋さん?」
「うん、いいの?」
「いいよ。」
家電屋さんへ行く。
たしかに値段は、ピンからキリまで…
「どれが欲しいの?」
「コレかなぁ?」
3万円台。携帯用なら1万円しないのもあるが…
「携帯用を持ち歩く余裕は、今はないから…」
「だよな、家でやればいいよ。」
「ホントに?」
「うん、もちろん、美優の《《綺麗》》の為なら…」
「ありがとう〜」
「他には?フェイスマスクとかボディークリームとか…」
「なんでそんなこと知ってるの?」
「美優、いつもやってるじゃん!」
「そうだけど…じゃあ、あとでコスメのショップで買う。」
「うん」
そう言って、欲しかった物が買えた。
「ありがとう〜いっぱい買えた!」
「それは、良かった。」
「美優、我慢しなくていいよ。」
「ううん、我慢してないよ、時間がなくて、面倒になってた。ダメだね。」
「美優には、綺麗なママで居てもらわないと…」
「ふふ」
「じゃあ、誕生日のお祝い料理は何にしましょうか?」
「え?作ってくれるの?」
「いや、手巻き寿司にしよう!」
「ふふ、いいね〜」
普段の食料品の買い物と…寿司ネタを買って帰った。
家に帰ったら…
洋平が手巻き寿司にする魚の柵を切り分けている。
美優は、卵焼きを焼く。
「上手に切れたね。」
「短冊に切るだけだもん」
「ふふ、それも最初は、大変だったじゃない。」
「だよな〜成長したよな、俺。」
「うんうん、じゃあ卵焼き、焼いてみる?」
「それは、ハイレベル過ぎるよ。」
「そっか〜徐々にだね。」
「うん」
「じゃあ、きゅうり切って!」
「う、うん、わかった。」
縦に長く切ろうとするから…
「あ!難しいね。ヘタを切って、斜めに切ってから細切りにしてみて。」と、美優が少し切る。
「おー!これなら出来るなあ」
「うん、上手〜お願いね」
「うん」
「あとは?イカ、イクラ、甘エビ。ツナと|沢庵《たくあん》とカニカマでいいかな?」
「あ、カイワレも…」
「美優の誕生日パーティーだ!」
「ありがとう〜」
「ここちゃん、ご飯だよ〜」
よく寝たから機嫌よく1人で遊んでくれていた。
その時、ピンポ〜ンとインターホンがなった。
「あ、俺が出るよ。」
「おー!」と、言ってる。
『誰だろう?』
「お邪魔しま〜す」と入って来たのは…
「え?どうしたの?」
航平くんだった。
「ココ〜久しぶり〜」と、ここちゃんと触れ合う。
そして、
「《《お姉さん》》お誕生日おめでとうございます!」と、何やらプレゼントを手渡された。
「えー!嘘〜貰っていいの?」
『驚いた』
「うん、もちろん」
洋平の方を見たら、『うん』と頷いている。
「ありがとう」
「何?何?開けてみて〜」と洋平が喜んでいる。
「うん…」と、包みを開ける。
「あ!」
「あーコレさっきみてたやつじゃん!」と洋平。
「引っかからない平らなネックレスだから、赤ちゃんにも危険がなくて良さそうだと思って…」
「ありがとう〜でも、こんなに高価なもの、なんだか申し訳ないなあ〜」
「いやいや、たまにはオシャレもしたいかなぁ?って…」
「ありがとう。正直、余裕がなくて、オシャレも美容も怠けてたの。今日もそんな話をしてて…」
「そう!だから、スチーマーを買ったの。」と、洋平
「おーなるほどな。自分では買わないだろうから、人から貰えば使ってくれるかなぁ〜と思って。」
「うん、綺麗だね。ありがとう〜」
「さすが、モテ男は違うな!」
「ふふ」
「お、ちょうど今から誕生パーティーするから、お前も食って行けよ!」
「おースゲ〜な、でも、悪いな《《忙しくて》》…」
「ケッ、また女か?」
「まあな…」
「そろそろ落ち着けよ。」
「そうだな…」と、ニヤっとする
「ん?結婚するのか?」
「考えてなくはない!」
「そっかー良かった。なあ!」と美優を見る
「うん、そうだね。おめでとう〜」
「まだ早いよ。」
「そっか〜」
「じゃあ、そういうことで、お邪魔しました。」
「こちらこそ、ありがとうね。」
「ありがとうな!」
「オーじゃあな、ココ〜バイバイ」
「バイバイ」と手を振るここちゃん
嵐のように去って行った。
「良かったな、美優」
「うん」
美優は、嬉しかったが、『ネックレス』すごく複雑な想いだった。
航平くんが帰って、洋平とここちゃんと、3人で 手巻き寿司パーティー!
いつも通り、洋平は、明るく陽気に盛り上げてくれる。
「美優〜その前に…」
と、ケーキを持って来てくれた。
「えー!すご〜い!」
「さっきプリン買っただろ?」
「うん、その時に…」
「そうなんだ〜」
「プリンは、明日食べよ!」と洋平
「うん、嬉しい〜」
洋平がハッピーバースデーの歌を歌ってくれて…
ここちゃんも手拍子をしてくれてる。
『嬉しい〜』
「美優、ふぅ〜して!」
「ここちゃんも一緒にしよう!」
「ふぅ〜〜〜」
結局、みんなで「ふぅ〜」と消した
パチパチ パチパチ
「あとで食べような」と、冷蔵庫へ
「じゃあ、美優、ネタは何がいい?」と、
手巻き寿司を巻いてくれる洋平
「じゃあ、甘エビ、イクラ、カイワレ盛り」
「はい、了解!」と、寿司飯にネタを乗せて、巻いてくれる。
「へい!お待ち!」
「ありがとう〜ネタがいっぱいですね〜」
「サービス!そのまま、ガブっといっちゃって〜」
「ふふ、う〜ん、おいヒィ〜!」
「良かった。ここちゃんは、次は、玉子かな?」
「かまご…」
「かまご?かまぼこと卵と一緒になってる?
はい!《《かまご》》お待たせ〜」
「ここちゃん、ありがとうは?」と美優
頭を下げている
「可愛い〜」
「いいえ、どういたしまして〜
うわーここちゃん天才!」
「ふふ、そんな大袈裟な…ありがとう!は早く覚えて欲しいからね。」
「うんうん、イイね。」
「ここちゃん、美味しいね〜」
「ね〜」
「可愛い〜」
「ふふ、幸せ〜♡」
「うん、俺も幸せ〜♡」
「もう、お腹いっぱい!」
「あーケーキ食べないと…」
「あ、そうだった。大丈夫!それは、別腹だから…」
「じゃあ、食べようか〜」
3人だから、小さめのホールケーキで十分。
「3つに切るのって案外難しいなぁ」と悩んでる。
「ハハ、そうだよね、適当でいいよ」
美優の好きなフルーツいっぱいのチョコレートケーキ
「う〜ん、美味しい〜!久しぶりだなぁ〜しばらくチーズケーキばっかり買ってたから…」
「たまには、いいな」
「うん」
「ここちゃん、イチゴ好きだよね〜」
「イチゴ」
「ママのあげる〜」
「パパのもあげる〜」
「ふふ」
食べ終わって…
「美優、ゆっくりしてていいよ。俺が片付けるから…」
「ありがとう〜嬉しい〜」
洋平が洗い物をしてくれた。
「よ〜し、じゃあ皆んなでお風呂入ろう!」
「そうだね、ここちゃん、また寝ちゃったら、困るし…」
「うん」
そう言って3人でお風呂へ
「パパ、ママ」
3人一緒だから、ここちゃんが驚いている。
仲良く洗いっこ…
ここちゃんは、お風呂のお湯で遊んでる。
「また、1人増えたら、すごいことになるんだろうなぁ〜」
「そうだね、今のうちかも、こんなにゆっくりしてられるのも…」
「そうだな〜さあ、ここちゃん、上がって、もう寝る用意だね。美優、大丈夫?」
「うん、大丈夫だよ。」
上がって、ここちゃんに服を着せてくれて…
『すっかり、いいパパになったなぁ〜』と思う美優
「ちょっと、寝かせて来る」と、ここちゃんを寝かしつけてくれる洋平
毎日、絵本の読み聞かせをしているから、ここちゃんが選んで洋平に渡してる
しばらくして、寝室から出て来た。
「絵本読みながら、一緒に寝ちゃったかと思った。」
「一瞬、危なかった〜」
「ふふ、一緒に寝れば良かったのに…」
「いや、まだ早いよ。夜は、これからでしょう?」
「え?」
「美優、お酒飲めないのが残念だね。」
「大丈夫だよ、どうぞ!洋平、飲んでいいよ。」
「そう思って…ノンアルスパークリング!」
「えー、ノンアルで良かったの?」
「美優に嫌われたくないもん」
「ふふ」
「お酒くさ〜いって、チューしてくれないもん。」
「ふふ、気にしてたんだ。」
「気にするよ。」
「ごめんね〜」
早速、チュッとしてあげた
「ん?もう終わり?」
「ふふ」
「え?美優〜」
「乾杯しようよ〜」
「うん、じゃあ〜美優おめでとう!乾杯〜」
「ありがとう〜乾杯〜」
「あー美味しい!ホントにノンアル?」
「うん、ほら」
「へー最近のは、よく出来てるね〜」
「うん」ジーっと見つめる洋平
「ふふ、何?ノンアルで酔ってる?」
「酔ってないよ。」
「何?そのトロ〜ンとした目は?」
「2人でゆっくりするの久しぶりだなぁ〜と思って…」
「うん、そうだね。今日は、色々ありがとうね。 嬉しかったよ。」
「じゃあ、チューして!」
「ふふ、したじゃん。」
「もっと〜♡」
「そういう顔なの?」
「うん」
「ふふ」
久しぶりに、優し〜く、エロ〜い、キスをした
すると、洋平は止まるはずもなく…
更に、あつ〜いキスを返された…
「あー美優〜」
抱きしめられる
「ダメ?」
「う〜ん…」
「ちょっとだけ…」
「ちょっとだけ、ね」
『洋平のちょっとだけってなんだろう?』と思いながら…身を委ねる
和室へと、拉致された…
ちょっと!の、わけがない…
「美優〜!また、妊娠したから…すごいね〜」と、 胸を触って喜んでおられるご様子…
あ、そっかあ、さっきお風呂で久しぶりに見たから…
おっぱい星人としては、たまらないわけね〜
随分久しぶりだから、わりと長めに、ご堪能され… 下へと順に移動〜
私としたことが…久しぶりすぎて、思ったより、 大きな声が…「あ〜♡」
「美優〜♡」
『あら、ごめんなさい。更に刺激してしまったらしい』
もう、途中で止めるのは不可能と判断。
『大丈夫かなぁ?』と思いながら…
以前、ここちゃん妊娠中に女医さんからOKを貰ったのを知ってるから、《《優しく》》なら良いと思っている洋平、安定期だし…そりゃあ止まらないよね〜
準備万端に、なぜか避妊具が和室に用意されていて、 計画的犯行だと分かった!
『ヤダ〜』と言いながら…応じている自分は…
まあ、申し訳ないが妊娠中は、『まだ?』
『早く〜』『あー早く終わって〜!』などと、
考えてしまう今日この頃でして…
『洋平さんは、満足なさったかしら?』と、
案外冷めておりました。
「美優〜♡」良かった。ご堪能されたようで…
「ふふ」
「何?」
「ううん」と、キスして、
巨乳に抱きしめてあげました。
「メロメロ〜」だそうです。
「あーお腹〜ふふ」
杉野家は平和です。