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やばい‼︎
残業で家に帰るのが遅くなった私は従兄弟からダメと言われていた近道を通ることにした
貴方「というか何がダメなんだろう?」
別に何の変哲もない道少し灯が少なく人通りがないぐらいだ夜の道で田舎ならこんなもんだろうと思った
男子「ゔぅ…痛いよぉ…」
公園の前を通ろうとすると男の子の泣き声が聞こえた
貴方「どうしたの⁈大丈夫?」
心配をし公園に入ると赤い髪をした男の子が居た
男子「ゔぅ…」
泣きそうな声を出して返事をしてくれた
貴方「名前はなぁに…?」
私は名前を聞いてみたすると
希咲羅「希咲羅…」
希咲羅と名乗ってくれた
貴方「希咲羅くんか!怪我しちゃったの…?」
希咲羅くんは痛いと言っていた為怪我をしているのかと私は考えた
希咲羅「うん…」
どこを怪我しているのか見えないが怪我をしているらしい
貴方「他にお友達は?」
一人で居るのはおかしい誰かと居るならその子達の誰かも怪我をしているかもしれない
希咲羅「あっ…あっちに居るよ」
指を刺す先は砂場だった
貴方「!連れて行ってくれる?」
警察に連れて行く…や早く家に帰らないと行けないということを忘れ希咲羅くんに案内を頼んだ
希咲羅「うん」
歩いて行っても周りに子供が居ないがどこに居るのだろうと思っていたら
砂場には大きく深い穴が空いていることに気づいた
その穴に入っていたらと思い駆け寄った
だが何も入っておらず足跡すら無かった先程希咲羅くんが居ると言ったのは分からなかったが怪我をした子が穴の中で上がらず怖がっていなくてよかったと思った
安堵したのも束の間私は背中を押されて穴の中に入っていた…上を見ると希咲羅くんと数人の子供がいた
希咲羅「タヒ体役やってくれる人見つけたよ!ニコッ」
元気良く友達に話しかける希咲羅くん
子供「よく見つけたね!」
見つかると思っていなかったのか目を見開いて驚いている子も居た
もちろん私もなる気はなかった
希咲羅「演技は得意なんだ‼︎」
得意げに言ったと思えばシャベルを取り
希咲羅「ほら…」
私は彼の言葉にゾッとした今の子供はこんな遊びもするのだな
そう思いながら土をかけられて私は埋れていった
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