テラーノベル
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「普通のご飯で良いんだ」
確かに手の込んだ料理を作るのが好きだから
「めめのご飯がちょうどいい」
そっか
そうだよね
「ん 」
「おい 舘?」
「、、、、、お疲れ様でした なべ」
涼太は肩を落として帰っていく
はぁとため息をついて
ただ幸いなことに
ドラマの収録があるから
メンバーに会うのも もちろん なべに会うのも最小限
「お! 涼太おはよー」
佐久間が涼太に向けて笑顔で挨拶する
涼太もそれには答える
「舘 おはよう」
涼太は振り向くことなく
「おはようございます」
とエレガントに去って行った
「何かあったの? 舘さん」
悪友と呼ばれるふっかが異変を感じ取る
「いや 別に、、、、 」
「仲直りしなよ?」
「けんかしてない、、、」
「でも 様子が変だぞ?」
お疲れ様でしたー
「みんなでサウナ行こうよー」
佐久間がみんなを誘っている
「おーいいね」
ほとんどがその誘いに乗る
「用事があるので、、」
涼太は断るとささっと荷物をまとめて帰って行く
「涼太? 」
みんなで顔を見合わせる
涼太を見送る翔太がLINEする
(涼太 夜 飯食べに来ていい?)
(ごめん 先約があるから)
(わかった、、、)
涼太に避けられて3ヶ月
そろそろ翔太の方がイライラしてくる
(涼太 今日 来ていい?)
(あ うん わかった)
「涼太 ただいまー」
「はーい」
涼太の家に合鍵を使って入ると
ご飯が用意してある
涼太のことだから 牛肉と野菜の~とかだろうなって思いながら
「良い匂いだ〜」
と近づく
「涼太?」
「どうしたの??」
「これ どうしたんだ?」
「あぁ 目黒に教わったんだ、、、翔太は目黒のご飯大好きって言ってたから」
(普通のご飯で良いなんて言ったのおれだけど)
「はい どうぞ」
「涼太はどうして食べないんだ?」
「目黒の家で味見してたら お腹いっぱいになったから」
どうぞと言われて
しぶしぶイスに座ってると
ご飯と味噌汁を運んでくれる
「頂きます」
涼太はいつもなら
対面で座って一緒に食べるのに
今日はキッチンから出て来ない、、、
「え、、、」
「どうしたの? 味だめだった?」
心配そうにキッチンから顔を覗かせる
「めめの味がする、、、」
「え? ホントに?良かったよ ゆっくり食べて」
めめの味がする
その変わり 涼太の味が何もない
「なぁ 涼太」
「ん? なーに?」
「味噌汁もめめのにそっくり」
「ふふ良かった 習った甲斐がありました」
おれは涼太の味噌汁を楽しみにしてたのに
「いつ 習ったの?」
「あードラマの合間を使って 目黒が合わせてくれたんだ、、、」
「めめと2人だったの?」
「そうだよ? だって料理を習ってたんだから」
「じゃあ 約束があったのは」
「ん! そうそう 翔太に合うものを作りたくて」
涼太は今までごめん もう2度とおれの料理は作らないから 許して欲しいと言う
「なんで?、、、」
「なにが?」
「おれのこと怒れよ 作ってくれるのにひどい事言った なんで涼太が謝るんだ 謝るのはおれの方だ」
ご飯が冷めてしまうから
食べなよと涼太が言う
黙々とご飯を食べる
「ごちそうさま 片付ける」
「大丈夫だよ ゆっくりしてて? 」
コーヒーを出してくれる
「あ れ?」
一口飲んで気づいた
「わかった? これも目黒に聞いたんだ」
「、、、」
シンクに立って洗い物をしている涼太の背後に立つ
「涼太?、、、」
「はい? 何だよ どうしたの」
「ごめん 涼太」
「いや おれは目黒より翔太をわかってなくて 謝るのはこっちの方だ、、、」
「ずっとめめのとこに行ってたの?」
「翔太の好きなもの 聞いて 一緒に買い物付き合ってくれて 助かった」
後ろから 涼太を抱きしめる
「涼太のご飯が良い、、、」
「ん もっと頑張る」
「そうじゃなくて、、、 ごめん 涼太 」
めめの味は大好きだ
肉は焼いただけとか食べやすい
涼太の味はまたちがう
なんでおれは、、、こんな大事なものを傷つけて
「サウナ行ってきたんだろ? おれ 風呂入ってくるから」
片付けが終わった涼太が
おれの腕を離そうとする
「一緒に入っていい?」
「? 好きにしなよ 笑」
続
コメント
2件
はい!もちろんにハッピーなエロへもって行きます💙❤️

あぁ😭私の心が弱ってるのか なんかこれだけで泣いてしまった どうかハッピーエンドで🫶