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ウッド調のテラスに真っ白なパラソルが良く映えて、その下でゆったりと流れる時間を共有し、笑顔を見せる2人は、まるで映画のワンシーンを切り取ったかのように絵になっていて、思わず息を飲む。
(そっか……そうだったんだ……)
目の当たりにしている事実を受け入れると、何故か少しだけ胸の奥が痛い。
この痛みの意味が分からずに、答えを導き出そうとする私は2人を見つめて固まったままだった。
「おい」
「……」
「……」
いつから2人は付き合ってるんだろう。
なんで私に言ってくれなかったんだろう。
浮かんだ疑問は、渦を巻いて次第に濁った色に染まって、頭の中を埋めていく。
なんで美和子は――
どうして太一くんは――
あ、なんか、私、今最低かも……。
「……なんだよ、その顔」
「え?」
そう呟く声が聞こえ、目を向ける。
さっきまでは窓の外を一緒に眺めていたはずの田中君が、今は私の*******
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