霖sd
緑髪の男は「澪」というらしい。そして幽妖退治
何処かも分からない何も知らない場所を彷徨うより、この怪しい誘いに乗るしかない
「わかった、着いてく」
道中、男に聞いたところ
この街は「ヴァニタス」。この星に存在する「記憶」の断絶の一部
「…」
前後左右、どこを見ても呻き声をあげ、地面に這い蹲る生き物しかいない。 そんな生き物に微動だにせず 目の前の男は無慈悲に切り刻んで道を開けていく
「何、こいつら」
「ん?」
男は切り刻む手を止めてこちらを向いた
「幽霊だよ」
「…呪い?」
「そう、この街にはこの幽霊と妖怪しかいない」
「、澪と俺しかいないのか?」
2人だけの世界なんてゴメンだ。そこから少女漫画みたいな展開が広がるのなら、俺は今すぐ自殺する。
「いいや。他にも人はいるよ」
と言い男が前を向き建物に指を指す
「ほら これが俺の拠点だ」
青い透き通る結晶が壁、屋根にくっついていて、ドアがなく壁が壊れている廃墟
だが色は鮮やかでなかなか大きい
「…この結晶は?」
「それは記憶の破片。通常は特に害はないけど、断絶が起きると赤色になって触れると呪われる」
また知らない言葉が出てきた…質問しないといけないのか…
「断絶ってなんだよ」
「別の記憶の断絶で存在していた人が呪い死ぬと起こる災害のこと」
拠点に着くと青髪の…青年が立っていた
「澪おっかえりぃ!幽霊と妖怪の退治は終わった?」
明るいな
「終わった〜って言いたいけど、、」
「それよりいいお知らせ!!」
急に明るくなったなこの男
「どっからか堕ちてきた霖くんだよ〜!!!」
俺を持ち上げて青髪の男の前に無理矢理立たされた
「…」
「よろしく!俺は魁!ヴァニタスに存在する二人目の人間だ!」
コメント
1件
ええ、なんでこんな天才的な文章が書けるのでしょう?分けてください( 幽霊と妖怪…まだよくわからないな、次回も楽しみにしてるよーん