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≪瀬理奈たちが大学でまりさの日記を発見する日の数日前──≫
他に誰も歩いていない深夜の住宅街を一人歩いて家に帰っている途中、我慢できなくなってタバコに火を点けた。
電子タバコは吸わない。普通のタバコの、煙が肺に入る感じが気持ちいいのだから。タバコを吸いながら、チカチカ点滅する灯が鬱陶しい公園の中にあるベンチにドサッと腰を下ろした。
「あー、かったるい」
綾城楓──。あたしの本名であり芸名だ。あたしは売れない地下アイドルで、芸能活動の収入はほとんどないから主な収入源は週五日勤務のコンカフェだ。地雷系のファッションに身を包み、夢だった仕事と似ているけど全然違う仕事で生活費を稼ぎ、タバコを吸って一日を終える。
「マジ、かったるい」
空に向かって煙を吐き出した。小さい頃から散々可愛い美人と言われたけど、*********************
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