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「それで次の合宿というのはどんな感じですか」
そんな訳で、3人で色々説明する。
ほとんどが先輩からの受け売りだけれども。
なお松岡さんも、こっちでは未亜さんと呼ぶ事になった。
これは本人が主張したからだ。
「お姫様も名前呼びなのに、私だけ名字呼びなのはずるいのですよ」
「そのお姫様というのはやめてください」
「そう言われると、尚更使いたくなるのであります」
そんな感じで2人の間に会話があった訳で。
ちなみにこの次の合宿は4月25日土曜日の早朝から。
○ 先生の車で釣りに行って、お昼過ぎまで釣り。
○ 12時過ぎに干潮になるから、そのあたりで貝の採取等。
○ ついでに海の付近で採れる、食べられる野草も採って。
○ 先生の家で捕ってきた魚や貝や野草を調理して食べる。
という計画だ。
その辺から未亜さんの怒濤の質問が始まる。
「海は遠浅ですか、岩場ですか」
「今回行く処は岩場ね。釣りは防波堤からだけれども。だから貝も潮干狩りとはちょっと違うと思いますよ。砂浜も一応ありますけれど。ただワカメとサザエ、トコブシとアワビは漁業権があるので、採取禁止でお願いします」
「マイナー物オンリー了解なのです。あと仕掛けはどんな感じですか」
「用意するのは3号と4号のピンクスキンサビキです。あと仕掛けボックスにはちょい投げ用の仕掛けとかも入れておきますから、自由にどうぞ。餌はアミコマセ3キロを用意しておきます。あとアミエビの小さいのが、まだ冷凍したままのがちょい残っているので、解凍しながら使えますね」
「虫エサはどうするですか」
「パワーイソメはありますけれど、本物虫エサは、実は私は苦手なんです。でも必要なら買っておきますけれど」
「なら、アミエビがあれば、今回は別にいいのです」
「何か色々詳しいな、未亜は」
川俣先輩の言葉に、うんうんと頷く彩香さん。
「未亜は、昔から何でも知っている感じなんです。小学校の頃からそうでした」
そう言った美洋さんの言葉に、
「親父の趣味が釣りだったのですよ」
と返答が返ってくる。
「お父様の趣味、前はパラグライダーと聞いた気もしますけれど」
「どっちも趣味なのですよ」
「こんな感じで。知識の出所は不明なんですけれどね」
美洋さんは、そう言って苦笑していた。