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我々怪奇譚

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我々怪奇譚

4 - 第3話 水色と黄色の噂

♥

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2022年05月22日

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はじめに

御本人様には関係ありません

でてくる方に偏りがあるかもしれません

不思議系の話です

人外?パロ 軍パロ注意

この噺はフィクションです


朝、また散歩をする

これが日課になっている気がする

元々は一週間に一度位だったのだが

二度も行くと、もう一度行けると思ってしまう

そして、また路地に入る

足取りは軽やかに

今日は誰の噂だろうか


路地で、振り返る

これで彼処へ行ける筈だ

少し心配になるが、今考えても仕方ない


扉が現れる

俺は扉を開け、その中に一歩踏み入れる


「今日も来れたんですか」


「ああ、またお前の話が聞けるな」


「私の話じゃありませんよ」


「どちらでもいい」

「今日は誰の話だ?」


「…では、中距離部隊隊長の彼と、近距離部隊隊長の彼の噂を」


その幹部は功利主義で、仲間思いだった

その幹部は色んな事が出来ると言われていた

___その幹部は時々違和感があった


ある日、自分は

中庭で寝転びながら本を読んでいた

天気も良く、折角だし中庭にいこうと思ったのだ


__ワンッ!


少し遠くでいぬの鳴き声がする

はて、この基地に犬なんていたか?

そう思い、鳴き声の主を探す

するとこちらに走ってくるチワワとポメラニアンが


「あれ?」


ポメラニアンが赤いニット帽を被っている

まるで近距離最強と言われている彼みたいです


_ワンッ!


何かを訴えるようにポメラニアンが鳴く

どうしたんでしょう

チワワは基地の中に入りたそうにしている

立ち上がり、チワワに近づく


_ワンワンッ!!


大きな声で鳴きながら、私室の方へいく


「どうしたんやろ…」


やがて、ひとつのドアの前で止まる

それは、近距離部隊隊長の部屋だ

ドアの前で二匹が少し小さめの声で鳴く


「入りたいんか?」


そう呟き、俺はドアを開ける

二匹は走って入り、ワンッと一声鳴く

まるでお礼を言われたようだ


「どういたしまして」


ドアは少し開け、中庭に戻る


また暫く中庭で本を読んでいると、次は書記長の彼が来た


「なあ、狂犬二人知らんか?」


「いえ、知りませんよ?」


「こっちの方に逃げてったんやけど…」


そこでふと思い出す


「そういやお二人に良く似た犬が居ましたよ」


「ほんまか!?何処行った?」


「し、私室にいると思いますが…」


勢いに圧されながら答える

どういうことでしょうか


「ありがとうな」


凄い速さで私室の方へ書記長さんが走っていく

書記長さんの言動からして、あの二匹が二人ということでしょう

ですが、そんなことがあって良いのでしょうか

その場合、彼らが__


近距離部隊隊長と中距離部隊隊長の噂

時々、彼等に良く似た犬が現れる

その時、決まって二人は見つからない

彼等は一体何者なのだろうか


男の話が終わる


「狂犬の名に相応しい噂だな」


「ええ、もしかしたらその渾名があるからこその噂かもしれませんね」

「ま、今日はここまでですね」

「さようなら」


男を背に、何時ものように扉を出る


「あの男…何処かで見たような」


あとがき

どうでしたか?

ゆっくり頑張ります

特に話すこともないのでそれでは

バイルナ❗️

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