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朝比奈母 「まふゆ。お母さんに何か『隠してる。』事があるわよね?」
まふゆ 「え…?」
朝比奈母 「お母さんね、今日『まふゆの部屋に入った』のよ。」
まふゆ 「え…。」
紫音(は…???また勝手に,入ったわけ??今度は何をしたかったの?)
朝比奈母 「少しパソコンで調べたいことがあったから。借りたのよ。」
まふゆ 「そう…なんだ??でも調べたいことがあるなら私に言ってくれれば、調べたのに…」
朝比奈母 「それでね??お母さん、調べ物してる時に『うっかり珈琲を溢してしまった。』のよ。ごめんなさいね??何か『急ぎの課題』とか。あったかしら??」
紫音(絶対,わざと溢したでしょ??それにしても…お姉ちゃん,大丈…夫…。…!?お姉…ちゃん…??目のハイライトが…。)
まふゆ 「…大丈夫。課題…は、全部…終わらせてたから。…ねえ、お母さん…」
朝比奈母 「ん?何?まふゆ?」
まふゆ 「パソコンは…いつ返って…来るの?」
朝比奈母 「それは分からないのよ。ちゃんと『修理』して貰ってるから時間はかかるのよ。」
まふゆ 「…そう、なんだね。」
朝比奈母 「ねえまふゆ?貴方『音楽』は『本当に辞めた』のよね?」
まふゆ 「…っ…。うん、辞めた…よ?」
朝比奈母 「そう?安心したわ。ごめんなさいね?帰ってきて疲れてるのに。」
まふゆ 「う、ううん、大丈夫…!私、課題してくるね??」
朝比奈母 「ええ。分かったわ。」
紫音 「じゃあ、私も、課題があるから上に行くね。」
朝比奈母 「ええ。分かったわ。『頑張ってちょうだい』ね?」
まふゆ (…っ…何だろう…これ…。胸の奥…が…冷たい…っ…。苦し…い…。もう…ダメ…っ…。あそこに…『セカイ』に行こう…携帯からでも…行けた…はずだから…)