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「奏……」


怜の自宅マンションに戻り、玄関に入ってドアを閉め靴を脱いだ瞬間、彼は堪らず奏を強く引き寄せ、唇を奪った。


「ううっ…………んんっ……」


怜の舌が小さな唇をこじ開けるように侵入していくと、口腔内を貪るように歯列をなぞり、奏の舌を絡め取る。


口付けを交わしたまま、羽織っているコートを剥がし合いながら、互いを求める二人。


重なり合っている唇から、リップ音が静けさに包まれた玄関に響き渡り、怜は唇を離すと奏の膝下に腕を通し、抱きかかえた。


真顔で無言のまま奏を抱き上げている怜。


彼女は、これから起こるだろう出来事に鼓動を弾ませながらも、彼の首に腕を回した。


バスルームに通じるドアを開け、洗面台の前で奏を下ろした後、強く抱きしめながら唇を塞いだ。


無骨な手が奏の柔らかな肢体を這い、白皙の手が筋肉で覆われた肉体に辿々しく触れ、互いの服を脱がせていく。


一糸纏わぬ姿になっても、二人はキスを交わし続けたまま。


ひとしきり互いの唇を味わった後、怜は奏の手を引き、浴室に入った。




シャワーが降り注ぐ中、互いの身体に泡を纏わせ、尚も抱き合いながらキスを交わし続ける怜と奏。


「んんっ…………ふぅっ……」


唇から零れ落ちる奏の吐息を全て吸い尽くすように、怜は美しい顔立ちに浮かぶ花弁を食い荒らす。


奏も怜の蠢き続ける舌に絡ませていくと、粘り気のある水音が二人の耳朶を掠めていった。


唇を離し、シャワーの中に身を投じて泡を脱ぎ捨てた後、怜は壁に奏の身体を押さえ付けた。




「奏……」


冷んやりとした壁に肌が触れ、奏の背中がゾクリと震えながら泡立った。


「んっ……ううぅっ……怜…………さ……ん……」


華奢な両肩を掴み、滑らかな首筋に唇を彷徨わせながら舐め上げていくと、鼻にかかった奏の吐息に煽られるように、怜の唇はデコルテ、双丘へと這い伝っていく。


柔らかな二つの膨らみに実る小さな果肉は色付き、硬さを増しながら熟れている。


筋張った大きな手が乳房を揉みしだきながら、怜は乳首を交互に舐めしゃぶった。


「ああぁっ……っ…………んんっ」


奏の身体の奥底にある甘美な痺れがジワジワと迫り上がり、膣に何かがトロリと伝っていくのを感じた。


バスルームでの艶事も初めて経験する奏。


羞恥が襲いかかりつつも、膣内がもどかしくなるほど疼き続ける。


「怜さん……恥ずか……しい……」


「恥ずかしがる事なんて……ないだろ……?」


怜は奏の右脚を膝下から掬い上げながらしゃがみ込むと、濡れそぼった彼女の茂みに顔を埋めた。




「やあぁっ……んあっ…………ああっ……」


恥裂に舌を侵入させ、膨らんだ蕾を探り当てながら舌先で転がしていくと、奏の繊麗な身体が一際大きく痙攣し、トロトロになっている淫水が怜の舌に絡み付いてきた。


奏が垂れ流し続ける濃厚な愛液を堪能しながら、怜は上目遣いに彼女を見やる。


「このまま……イけよ……」


涼しげな奥二重の瞳が艶麗な色に染まらせながら、節くれだった大きな手が奏の乳房へと這い上がっていった。

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